第50話

私は死人です

住宅街を歩いていると

背後から誰かが走ってくる足音が聞こえてきました

私が不思議に思いながら

振り返ると

一人のギャルが

こっちを見たまま立ち止まっていた

私は驚いていると

彼女はこっちに走ってきて

私に抱きつき

大声で泣いていた

私は

ゆっくりと彼女を抱きしめた

彼女は落ち着きを取り戻したので

どうしたのと聞くと

彼女は

自分が死人で記憶がないことを教えてくれた

私と同じだった

彼女は自分の部屋で目覚めたので

自分の名前がわかるが

ピンと来ないみたいなので

見た目がギャルなので

ギャルちゃんと呼ぶことになった

そして

私は死人さんと呼ばれることになった

ギャルちゃんが

家へと来ないかと言ってくれたので

私はギャルちゃんの家へと向かうことにした

私はギャルちゃんの家へと向かっている

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