第21話:釣り同好会と長男の転勤

 2007年の1月16日に今年の初釣りで戸田に総勢18人で朝6時集合と近所

に住む、釣り仲間の池田政夫から電話が入り参加する約束をして早朝4時半に

起きて、立山哲男と泉の夫婦で参加した。戸田に着いてみると海は、それ程、

荒れていなくて釣り日和であった。釣り始めて、ヒラメ、カワハギ、ヤリイカ、

メジナがつれて、順調であり、そのうち鯛が釣れたと大声を上げると、

真鯛か?、と聞かれ、甘鯛と答えると、なんとも言えない笑いに包まれた。


 10時半に多くの魚が釣れて終了して立山哲男が俺の家で朝食を食べようと

言うと車5台で立山の家にやってきて、4人がキッチンに立ち魚をさばき、

立山哲男と泉が最初に米をといで1升の御飯を炊き指示されたとおりに湯を

沸かしたり調味料を出したりして補助して、ヒラメ、メジナの煮物、カワハギ、

ヤリイカ、メジナの刺身、甘鯛、メジナの塩焼きを次々とつくり、食卓には

出して、立山泉さんがワカメの味噌汁を作り30分程で食べ始めた。


 いつもながら、みんなで食卓を囲むのは楽しいと喜んでくれ、刺身は、

やはり最高だねと、笑いながらいい大勢で和気藹々と昼食を楽しんだ。

 食事も一段落して幹事の池田政夫さんが今年も南伊豆、西伊豆を中心

に釣りの計画を発表し毎月1回の釣りの日程を発表し、もし、急用で

変更になるときには電話で早前に連絡することを話し今年は有志で、

沖縄、四国、九州、能登、山陰など日本中の釣りの名所に出かけて

みないかと提案があったので現在検討中で決まりしだい早めに連絡すると

言った。やがて、食事を終えて午後2時に昼食を食べ終え、それぞれ

立山夫婦に、お礼を言って帰っていった。2007年3月ハイエースも

10年で新車に乗り換えようと言うことになりトヨタの店を訪れると

奥さんの泉さんがエスティマを見て格好いいと言いセールスの人に話を

聞くとエスティマ・ハイブリッドが燃費も良いし乗り心地も最高ですよ

と言われ試乗してみませんかと言われ町中を走ってみると乗り心地も良い

、特に後部座席のシートは最高と泉さんが言い、これを買おうという話

になり1997年式のハイエースを下取りして買い換える事にし2007

年3月8日に最高級のタイプのエスティマハイブリッドを450万円で

ハイエースを特別に50万円で引き取り支払総額400万円で購入した。


 早速3月17日早朝に土肥港へ近所に住む釣り仲間の池田政夫さんを

乗せて出かける事にした池田さんが車を見て、また株で大儲けしたのか

と笑いながら言い、スゲー車だなとその豪華な内装を見て驚いた。

 こんな良い車を魚釣りに使って良いのかと言うので車は使ってナンボ

だから構わないよというと、こんな車を見せたら帰りにのせてくれと

言う仲間がが多くなり満席になるかもよと笑った。その予測通り帰り

乗せて欲しいと言う人が多く7人満席となった。


 その後2007年4月1日からコミニティセンターが繁盛して夜9時

まで営業する事になり管理人は持ち回りで交代して営業中は必ず管理人を

置くシステムなので隣に住む立山夫婦だけの負担になる事はなかった。

コミニティセンターに来る人が増えた理由を調べて見ると伊豆半島の

中央部から来る人が増えている事がわかり、実際に立山鉄郎が修善寺や

伊東、網代から来た人に聞くと沼津、三島へや1時間以上かかるが

伊豆長岡なら30分であり通い易いという意見が多く、その地域の住人

に中高年が多い事がわかった。また、その地域の人達の連帯意識が強く、

大きなワゴンに6-7人で来るグループも多くいた。

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