第9話:立山哲男と泉が健康診断

 2000年の4月に立山哲男と奥さんが47歳になり、聖霊沼津病院で、胃、

肺、大腸、前立腺、乳がん、子宮癌と頭のMRI、ホルター心電図などの

精密検査を2泊3日の検査入院で調べてもらい、7日後にその結果を外来受診

して、見てもらうと、幸いなことに、特に異常は見られずに終了した。


 その後、車で山梨の御坂の桃の花と桜を見て回り帰りに箱根の温泉につかって、

1泊して帰ってきた。その後、夏には、北海道への釧路、斜里、網走、北見、

摩周湖を観光して、6泊7日で、涼しい夏を楽しんで帰ってきた。


 しばらくして2002年を迎え、立山夫婦は2人で町営の健康作りセンタ

ーに入り、2日に1回ずつ通って汗を流すようになった。また、三島市内の

ゴルフ場で早朝ウオーキングの制度ができて4月から朝4時半から6時に

ゴルフ場を格安の値段で散歩できる制度ができ、早朝散歩会は立山夫婦で

毎週に2回ほど参加する様になり、近所のお仲間も増えていった。


 その他、三島に家を建ててから週に3日、食後、車で30分以内の沼津の

海釣りの名所へ行き、春はアジ、黒鯛、真鯛、アオリイカ、夏はシロギス、

カマス、カサゴ、太刀魚、秋は、イナダ、太刀魚、冬はカサゴ、太刀魚、

真鯛、カサゴと四季を通して、魚が釣れるので、週に3回、月、水、金を

基本に、夕食後、夜7時-9時に魚釣りに行くようにしている。

 しかし、多く釣れた時は、週に1-2回で済む場合も多い。


 2002年の6月にゴルフ場の早朝散歩会で沼津と三島の商工会の仲間

と仲良くなり、新年会、麻雀大会、飲み会、祭り、夜釣りに誘われる様になり

、仲良くなってきた。その仲間達が三島1軒と沼津に2軒に古くなったビルを

改修してコミニティセンターを作り1階は、5才以上の子の延長、託児所として

午後3時から8時前まで三千円/月の条件で子供を預かり、2階は2つの

自動麻雀台をおいて65才以上、千円/時間、それ以外は2千円/月、

飲食物は持ち込み可能。3階の2部屋を多目的室として、会合、趣味の教室

として使っていた。


 費用は商工会のメンバーと数人の高齢の投資家が出し合って多少の収益金

から費用を差し引いた残金を投資金額にあわせて配分していた。2002年の

9月に立山哲男も誘われて立山夫婦で200万円を投資して年に6万円の配当

と麻雀は無料で使える権利を得て購入した仲間を自分のハイエースで送迎して

麻雀教室を開いて10月から高齢の麻雀初心者の指導にあたった。


 その商工会の仲間の持つゴルフ場のビジターとして毎月の様にゴルフに

誘われるようになり、壮麗な富士山の麓で、清々しい気分でゴルフを楽しむ

ことができた。そうして2003年があけて2003年2月下旬には河津桜の

花見と修善寺温泉の旅、4月は山梨の桃の花と桜の花の花見と甲府の

湯村温泉の旅、7月は清里、蓼科、諏訪湖、諏訪温泉の旅、10月は八ヶ岳

の紅葉と温泉と多くのお誘いを受ける様になり立山哲男が9人乗りのハイエース

を持っているので重宝がられて、格安の値段で旅行に参加でき多くの仲間が

できた。更に、柿田川の伏流水や太陽熱温水器、太陽光発電で、魚釣りや

野菜の直売所のお陰で食費も安く、税金以外の固定費を低くできているので

十分に楽しい、快適な生活が格安で送れた。


 たまに、横浜の中華街へ行ったり、デパートで買い物をしたりして楽しん

でいた。しばらくして2004年を迎えて商工会の海釣り同好会に誘われて、

立山哲男のハイエースを利用して、下田、戸田港で伊豆の海釣りを本格的

に始めた。1月に南伊豆町に早朝出かけて釣り船に乗って7人で出かけて、

2kgのカサゴが4つ、釣れ、金目鯛を2つ、6kgのブリまでつれ、

3kgのヒラメを3枚、2-3kgのマハタ3ひきと合計13匹の魚が釣れ、

大量でアリ、沼津、三島に帰り分け合った。4月も西伊豆へ6人で出かけた

宇久須港、田子漁港、仁科漁港、松崎新港のメバル5匹、この日も6人で

分けて食べた。

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