第5話:投資の利益で旅行へ

 1984年の2月は立山哲男と輝一と奥さん3人で沖縄旅行へ行き、首里城や

国際通りを輝一がはぐれないように見ているだけで疲れた。昼食にステーキを

夕食に沖縄そばを食べ翌日は中部の恩納村をドライブして綺麗な海の景色を楽しみ

、日航アリビラというホテルに泊まり、近くの海岸を散歩して歩いた。

 帰りに北谷のアメリカ村に立ち寄り大きなハンバーガーを食べたが奥さんは、

それ程、旨いとは思わなかったようだ。1984年4月に木村輝一は家から

徒歩10分の釜利谷東小学校に入学して新品のランドセルと木村哲男の両親に

買ってもらい通う様になった。その夏は千葉の鋸山、三浦半島の城ヶ島など近場

を観光し地元の旨い物を食べたりして過ごした。そうして1985年を迎えた。


 木村輝一小学校2年の夏休みに両親と8月に北海道へ行き札幌の藻岩山に上り

、スープカレーを食べて夕方に小樽へ行って夕飯に寿司屋に入り、札幌に泊まり、

翌日は、列車を乗り継いで旭川、稚内をまわって、合計3泊して帰ってきた。

 その後、寒くなると横須賀からフェリーで金谷へ行き列車で勝浦の温泉ホテルに

宿泊し暖かい南房総を散歩して1泊して帰ったりして楽しんだ。


 株の方では1984年に株価が下がり伊藤忠商事に注目して1984年8月

16日に250円で5万株を1250万円で購入し残金が1878万円となった。

 1985年は伊藤忠商事の株価の上昇が小さいので1986年まで待って、

急上昇してきた1986年10月18日に900円で5万株を4500万円で売り

税引き後利益2500万円となり残金が5014万円となり安全のため2千万円を

銀行に送金して、総研会社の残金が2014万円とした。


1986年は、冬は南房総、夏は、列車に乗って、信州の諏訪湖、松本の温泉に

泊まってレンタカーで三才山トンネルを抜けて上田へ向かい、更に標高2千mの

菅平高原に上りラグビーの練習を見て回り北向観音を参拝して別所温泉に入り、

夕方に松本に戻り、レンタカーを返して、松本から特急で八王子経由で自宅へ

帰った。立山輝一は小学校3年生になり運動会のリレーの選手に選ばれた。


 1987年の正月は家族3人で九州の宮崎の日南海岸やと鹿児島の天文館、

指宿の砂風呂に入って温まったりして、楽しんだ。夏は信州松本へ行き、

上高地のホテルに泊まり冷たいくらいの川の水で涼み、松本に宿泊して、

翌日は乗鞍の雪が残る雪渓を歩き、乗鞍の温泉に入りあたりの山の景色を

見ながら湯につかる楽しみを味わった。松本に下りて合計2泊して、

横浜の金沢に帰っていった。


 1987年2月25ソニー株を1200円で1万4千株1680万円で買い

、残金が334万円になり1988年を迎えた。


 この年は1月に家族3人で、長野の善光寺参りをして始まった。そばを食べて、

飯縄高原スキー場で立山輝一は生まれて初めてのスキーをして、はしゃいでいた。

 信州名物のおやきをたらふく食べて、小布施の栗おこわをいただき湯田中温泉に

入って長野に2泊して帰ってきた。夏休みは白馬に行きレンタカーを借りて、

小谷村を経由し、途中で猫花温泉という変んな名前の温泉に入り、ヒスイ海岸と

呼ばれる、糸魚川へ行き、アオリイカの旨い刺身を食べて1泊して白馬に戻り、

栂池高原と岩岳のゴンドラに乗って山の上を散策して3泊して帰ってきた。

そうして1989年を迎えた。

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