数学教授のお年玉 解説

これはパラドックス、つまり正しそうに見える推論を用いた問題でしたね。

数学の世界で出される問題はこう言った矛盾を出さないように問題が設計されている場合が多いのです。


期待値を求める計算式は合っているが確率論は間違っている。

この話のポイントはここですね、儲かる確率は50%、損する確率も50%が思考の正解なのです。

もう片方の封筒に入っている金額が自分の封筒に入っている金額よりも多い確率が高いのであれば小説内の様な思考は正解なのでしょうね。


パラドックスの話で有名なところを紹介するとシュレディンガーの猫なんかは凄く有名ですね♪

後は矛盾の語源となった盾と矛の話、何でも防ぐ盾と何でも貫く矛、その二つがぶつかったらどうなるのか?

考えれば考えるほど思考の渦に陥っていくのがパラドックスの問題の楽しいところですね。


パチンコ等の賭け事は必ず出す側が儲かる様に計算されているのでギャンブルをする時は理論的に・・・

自分が全体の中で勝つ側になる確率が高い状況になる時以外はやるべきではないのかもしれませんね。

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