応援コメント

第94話『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 最後の微笑み」への応援コメント

  • 遥か昔に観た映画ですが、ラストの笑顔の理由は、

    阿片窟に居るヌードルズ(デニーロ)は、マックスの計画する連邦準備銀行への襲撃を辞めさせる為に、マックスと仲間と自分も経営に参画する、禁酒法下の闇クラブを警察に密告して摘発させるのです。コレによりデニーロは、これ以上の仲間のムダ死にを止められたと思い込んでいて、それで笑顔なのです。実際は警察の摘発に抵抗した仲間が皆死んでしまう(マックスだけは延命)のは、阿片窟時点では、知らない設定かな。確か。

    作者からの返信

    そういう設定もあるのですね。
    本当にこの映画は見ている人によって色々な解釈が出来、それがこの作品を深いものにしている気が致します。
    ありがとうございました!


  • 編集済

    マイ フェイバリット ムービー3作のうちの一つです。故に皆さんの解釈を伺うのが楽しみの一つです。まず、この映画は、その人の価値観・人生観によりかなり解釈が異なると思います。Once Upon a Time in America タイトル自体さえ解釈が異なると思います。だからこそいろいろな意見を観て聞くのか楽しいです。
    私の場合、「ただ、楽しいだけでよかったのに」との解釈に集結されます。
    大人になり現実世界で必要以上の成功を望む野心家マックスと、いつまでも子供のまま楽しいだけでいい、と大人からしたら空想世界に生きているようなヌードルス。
    誰にも、とっておきの良い思い出があると思います。隠す必要もないが、妻にも、友達にも語らないような。(墓場まで持っていくような悪い思い出ではないですよ)
    「思い出さえもすべて失う」的なデボラの言葉。知らないままのほうが良いこともある、なんて20代だった私には想像事の感銘でした。
    最終盤のマックスとのシーンは、それを失わないための悲しい抗いととらえています。
    最後の笑い顔は、老いて死ぬ間際の「笑顔」を表現しているのではないでしょうか。
    彼にとって、マックスは仲間とともに人生をかけ死んだ。
    自分だけの成功を求めた現マックスとその事情は他人の別の人生とした。当然怒りも湧かず、他人の成功を祝福した。
    死んだマックスを含めた俺たちの思い出をけがさないでほしいとの気持ちだったのではないかな
    Once Upon a Time in America 想い出は守られ、笑顔のシーンへ。

    作者からの返信

    こちら大変返信が遅くなりましたことをまずお詫び申し上げます🙇

    そうなんですね、この映画は
    「その人の価値観・人生観によりかなり解釈が異なると思います。Once Upon a Time in America タイトル自体さえ解釈が異なる」というご意見に心を深く掴まれました。
    それがこの映画を何度見ても飽きない理由なのかも知れません。

    この映画は内容や俳優陣もさることながら、音楽も大変素晴らしく、今実はこの映画の音楽を聞きながらこちらを書いているのですが、聞いているだけで涙が出そうになります。
    これほど心が大きく揺さぶられる映画音楽は他にはないです。

    そして、
    「ただ、楽しいだけでよかったのに」……この解釈こそ実は私が待ち望んでいた答えだったように思います。
    そうなんですよ、ヌードルスはあの時、子供時代の仲間との楽しかった日々と、その日々の思い出を心に抱いて、そして多分それだけを大切にその後の人生も行きていたのかも知れません。

    あの最後の場面が、ヌードルスが衝撃的な事実を全て知った後のことならば、そうですね、絶対そういう解釈がしっくり来ます。
    仲間と幸せだった自分の子供時代から青春期の素晴らしい頃のことを思い出して、ふと微笑んでしまう一瞬……皆と分かれた後も、ヌードルスにはたびたびそんなふとした瞬間があったことでしょう。

    そしてヌードルスと対比した立場にいる、つまり皆を裏切って、社会的な成功を手に入れたマックスには、そんな一瞬は一度としてなかったことでしょうね。

    だからこそ、あの微笑みを見て、ヌードルスの人生は決して意味の無いものではなかったのだと……私達見ているものが感じることができることが、この映画を極上の作品に仕上げているように思えます。

    このようにやっと自分にしっくりくる解釈を与えて下さった@ken7jp様には本当に感謝致します。

    これこそが私が探して、そして望んでいた「最後の微笑み」の意味でした。

    本当にありがとうございました!

  • 全てを失った男に涙は残ってない。
    己の人生を笑うしかなかった。
    ”俺ってバカだぁ..."
    こんな感じですかね。

    作者からの返信

    すみません!なんと今こちらメッセ-ジ頂いていたことに気づきました!返信が遅くなり、どうかお許しください!

    確かにおっしゃるように
    「己の人生を笑うしかなかった。
    ”俺ってバカだぁ..."
    こんな感じですかね」なのかもしれませんね(*^^*)

  • 見た事あります
    しかし伽羅様は細やかな感情が解られるんだと思います

    ううん、この映画の記憶が・・

    失礼しました❣️

    作者からの返信

    この映画はどうにも音楽が良いように思いますね。あとやはりロバート・デ・ニーロが名優なんでしょうかね、それからこの映画は多分お金もものすごくかけて作られているのでしょう。
    あとはやはりセルジオ・レオーネ監督が本当に素晴らしいのだと思います。

    この方は黒澤明の『用心棒』に深い感銘を受け、1964年に『用心棒』を西部劇風に『荒野の用心棒』としてこのマカロニ・ウェスタンブームを作り上げた人なんですよね。
    あとで著作権の問題で黒澤明に著作権侵害だとして訴えられることになったらしいですが…😅

    それでもハリウッドの一大ブームを作り上げた監督さんですから、やはりスケールの大きさを感じてしまいます。


    機会あればもう一度是非御覧ください。
    男性の方は気に入られるように思いますが、どうでしょうか?

    編集済