とある村の狼退治の夢。
猫店。
第1話
人里離れた村に狼人間があらわれた
それは人を喰らうそうだ
普段は人間の姿をしている
(よく聞く話だね・・
退治をしようということになったが
村人だけでは足りないので精鋭部隊が集められることになった
そこで私も参加を志願した
精鋭部隊なのに私でいいのかと疑問に思ったが
精鋭部隊とは名ばかりで
精鋭であるかどうかは自称であり、要はボランティアによる有志なので。ね。
♦
オオカミ退治はあっとゆーまに終わった
人間の姿の彼はとても優しそうにみえたし、
人を食らうというのはあくまで噂であったわけで、少し気の毒に思った
♦
村から空港まではジェット機で帰るようだが
ジェット機と呼んでいるだけでそれはただのジェット機ではなく
現代では見かけないであろう超高速の飛行機だった
雲の形を変えるほど速く、一瞬で乗り物が見えなくなるくらい高速だ
そこのじいさんに
「ほら、ジェット機が出発するから雲を見ていなさいね」
と、言われたくらいだ。
♦
そろそろ私も帰ろうかと思ったが
どなたかが泊めてくれるというのでお世話になろうと思った
なぜか狼退治に犬を二匹連れてきていることを思い出した
ちょっとした観光気分のようだ
本来ならずーずーしいが、ここは夢の中、
「犬も泊めてくれますか?」と聞くと
いいよー^^外なら。と、おばさん
チャロは室内犬だから外はいくらなんでもあんまりだし
やはり帰ることにした
♦
油を売っているうちに気付けばすっかり夜だった
時間的にジェット機(と、呼ばれているもの)で空港まで行ったとしても
そこから帰りの飛行機がないかもしれないらしい。
さっきまで夕方だったのにいつのまにか夜になっていた
おいおい、飛行機がないかもしれないとはなんだよ
どうしようと思っていたところで村に強盗があらわれた(らしい
荷物(リュック)をもって逃げようと思ったら
背中の荷物(リュック)が重すぎて動けない
荷物はあきらめてその場から犬だけ連れて逃げた
♦
しばらくして強盗がいなくなってから戻ってみると
財布が盗まれていた・・
強盗が現れたのだから盗まれるのは当然だろう
むしろほかの荷物が残っていたことが奇跡だ
ああ。免許紛失と10万円は痛いな・・
「いつもは2万円も入ってないんですよぉ・・」
と、
村の人に説明していたところで目が覚めて財布を確認する。
(ああー!夢でよかったー!!!)
と、思った ここまでが夢。
おしまい
ありがとうございました
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2016年5月頃にみた夢
とある村の狼退治の夢。 猫店。 @nekot_en
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