国際的に男女差についてよく議論されていますね。
日本では男性を中心として社会が形成されてきた長い歴史があります。
その分男尊女卑な面があるのは当然と受け取っております。
逆の言い方をすれば「女性だから」と許される社会です。
殿方と同じ能力を完全に求められることは少なく感じます。
私という女は甘やかされ庇護されて生きている。
そんな感覚がありますね。(音無の個人的な感覚です。)
子育ては経験が無いから言えますが「労働」ではないと感じます。
自分の子供を自分の手で「育てる」事が出来るのですよ。
素敵ではないですか
旦那様が私と同じ感覚の方である事を祈ります。
「らしさ」って自分の思い描く理想なのだと思います。
だからこそ物語に「らしさ」を求めている感覚もあります。
そして自分の中に形成された「らしさ」に自分を近づけて行く
それが理想の自分ですね。
少なくとも自分の思い描く「らしさ」を相手に強要しないようにしたいと感じます。
こんなことを考え始めると「わたし」とは何者か
なんて考えてしまうのですよ。
まあ じゅうななさいの美少女なんですけどね。
作者からの返信
雪さん、いつもコメントありがとうございます!
この門d内は一概には言えないと思っていて。矛盾をはらんでいるって思うんですけど、雪さんのコメントで補完してもらったような気分です。
>「女性だから」と許される社会
逆を返すと「男性だから」で許される家庭。Twitterでの鍵垢、愚痴垢は、こういう「だから」の鬱憤のなれの果てのような気がしてきました。
>自分の子供を自分の手で「育てる」事
そういうことだと思います。火事を時給換算という話もありましたが。みんなが尊い役割を担っている。そういう気がするんですよね。そこはお互いの役割に対して「ありがとう」を言える関係でありたいなぁって思います。
>「らしさ」って自分の思い描く理想
これも腑に落ちました。
だから、理想としての「らしさ」「アイコン」はあっても良い。でも、誰かに押しつけるのは違いますもんね。
>こんなことを考え始めると「わたし」とは何者か
そうなんですよ(苦笑)
非常にフィロソフィーチックというか(^^ゞ
我思う、故に我在りの世界ですね。
そして、まもなくですね。
今年も「じゅうななさい」
おめでとうございます!(笑)
尾岡さんが書かれた内容に乗っかっての自分語りになってしまうかもしれませんが…。
自作をWebに載せる前、「(自作に反映された)ジェンダー観は古いのではないか」と強く気にかかっていたことを思い出しました。
今まで自分自身を「らしさ」の息苦しさから救ってくれたのは、多くのフィクションであり。
一方で、身もだえるような胸の高鳴りをもたらしてくれたのも、フィクションに描かれた「らしさ」だったりもして。
Webに載せ、他の方の作品も読むなかで、自作に関してはもっと別のことが気になり、それどころではなくなったのですが……。
ただ、「好き」を詰め込みつつも、自作に反映された「らしさ」について、なんとなく入れるのではなく、自覚的でありたいなあとは今も思っています。
尾岡さんがあげていらっしゃる例でいうと、「ワンオペ」イコール「男が~」ではなく、その夫(あるいは妻)がどうなのかを考える、みたいなことなのかな、と改めて思いました。
作者からの返信
丸毛鈴様、コメントありがとうございます! そしてお久しぶりです!
>今まで自分自身を「らしさ」の息苦しさから救ってくれたのは、多くのフィクション
あぁ、分かります。鈴さんのお言葉が、またこの、方向不明なエッセイに、落とし所をつけていただいた気分ですね。
「らしさ」は、多くの人に対する共感力でもあると思うので。
>「らしさ」について、なんとなく入れるのではなく、自覚的でありたい
同感です。聖女、女神、姫、天使……例えば、ヒロインを表す言葉、ラブコメ会にはもっともっと溢れていますが。もしかしたら鈴さんの解釈と齟齬があるかもしれませんが、便利な道具としての「アイコン」ではなくて、自覚的にリアルでありたいと思います。
何にせよ、その人と向き合う。その人を見る。そこは忘れないようにしたいなぁと思う今日この頃です。
コメント、ありがとうございました!