尾岡はどうして小説を書き始めたの?


どうして小説を書き始めたのか。

Twitterをのぞいていたら、そんなツイートを見つけました。

色々なひとの小説初動エモーショナル、気になりますね。


僕はコレです。

【空想の屋根裏部屋からなら、いつでも広い世界に旅立てるから】

【そんな自分を認めてくれた人が、世界がいたから】



どういうことかと言うとですね。


僕は、コミュ障なんでしょうね。

多分、今も。

人と合わせることが苦手で、飲み込みも悪くて

感情にも左右されて。

人と人のペースに合わせることは本当に苦手としていました。


僕が距離を置くから、

必然と色々な人が距離を置きますよね。

だから、なおさらにコミュニケーションが苦手になって。


僕が子どもの時って、ゲームって高級品でした。

ファミコン、つまりファミリーコンピューターは

一家に一台なんて、そんなのムリな時代だったんです。

スマートフォンだって、最近の話ですからね。


こんな自分が、拠り所にしていたのが、

本だったのです。

自然と、自分でも物語を空想したいって思ったんですね。

ココがミソで、

書きたいとは、この時点では思ってませんでした。

読み進める中で、少しずつ思っていったのが正直なトコロですが、

書いて表現することの難しさを実感したのです。


このサイトで活動している皆さんには

言う必要も無いことですが、


想像はできる。

想いは思考の中では物語は描ける。

でも、それを文章にすることは、

とても技術がいるんですよね。


タイミングって大事で、

下手くそな文章を褒めてくれた

小学校の時の先生や、

好きな本を語り合った中学校の時の友達がきっかけとなって、

高校時代は、小説のネタ探しの一環で、

演劇部に入部。

まさか自分自身が、演劇脚本を書くことになっていくとは

その時は思っていませんでした。

大人になって

ホームページを公開して、そこで小説や詩を発表して

相互リンク先だった作家友達と

先では結婚することになるので

人生ってわかりません。

(まぁ、その話はまたどこかで)



センスがなくても、技術が無くても

好きな物語を書き続ける

それだけで、この年まで来ました


今自分は、仕事をしながら

その比重が大きくなっていますが、

やはり、書くこと以前に

物語に想いを馳せる時間が、本当に大好きです。



【空想の屋根裏部屋からなら、いつでも広い世界に旅立てるから】

だから。不器用な自分が

空想の屋根裏部屋で想いを馳せて

色々な世界に旅だつことができた。



それを形にする技術を、下手くそではるけれど

自分なりに得てたからこそ、もっと良い表現というものを

より模索したくなって。


【そんな自分を認めてくれた人が、世界がいたから】

それは自分だけではできなくて。

それは今まで出会った人たちがいたからだと思っています。


もっというと、インターネットという世界で、

自分が書き手として、そして読み手としてつながれたことも大きかったのかな?

読むこと、書くことが今、気軽にできて

そしてそこから、ステップアップで賞に応募もできるし、

文学フリマっていう、本にする形も今は自由になってきて、

いつか参加したいという思いも持つようになってきました。



最後に太宰治の言葉を残させてもらいたいと思います。



「本を読まないということは、その人が孤独でない証拠である」

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