156_今日を生きた
とりあえず今日は生きた
明日はどうなるか分からない
その日を生きるので精一杯
それが僕の現状だ
可能性だとか未来だとか
世間が作った希望論はもう響かない
普通ではないと知ってしまったから
気づいたらまた朝になった
気づいたらまた夜になった
気づいたらまた歳をとった
なんとか今日を生きた
明日も生きれるか分からない
その日を繕うので精一杯
それが僕の限界だ
友情だとか愛情だとか
世間が作った幸福論はもう響かない
普通になれないと知ってしまったから
気づいたらもう朝になった
気づいたらもう夜になった
気づいたらもう歳をとった
普通にまた戻れるかななんて
それともあれは偽りだったか
もともと普通じゃなかったのか
もう考えるのはやめておこう
いつのまにか今日が過ぎた
明日も過ぎていくんだろう
その日には覚えて明日には忘れて
それが僕の精一杯
悲愴だとか不安だとか
世間が妄想と言うものが響いてくる
これが僕なのだと知ってしまったから
気づいたら歳をとっていた
気づいたら歳をとっていた
気づいたら歳をとっていた
明日もまた生きなきゃいけない
誰が決めたわけでもないのだけど
このまま目覚めなきゃいいのに
いつまでも心を途切れていたい
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます