156_今日を生きた

とりあえず今日は生きた

明日はどうなるか分からない

その日を生きるので精一杯

それが僕の現状だ


可能性だとか未来だとか

世間が作った希望論はもう響かない

普通ではないと知ってしまったから


気づいたらまた朝になった

気づいたらまた夜になった

気づいたらまた歳をとった




なんとか今日を生きた

明日も生きれるか分からない

その日を繕うので精一杯

それが僕の限界だ


友情だとか愛情だとか

世間が作った幸福論はもう響かない

普通になれないと知ってしまったから


気づいたらもう朝になった

気づいたらもう夜になった

気づいたらもう歳をとった



普通にまた戻れるかななんて

それともあれは偽りだったか

もともと普通じゃなかったのか

もう考えるのはやめておこう



いつのまにか今日が過ぎた

明日も過ぎていくんだろう

その日には覚えて明日には忘れて

それが僕の精一杯


悲愴だとか不安だとか

世間が妄想と言うものが響いてくる

これが僕なのだと知ってしまったから


気づいたら歳をとっていた

気づいたら歳をとっていた

気づいたら歳をとっていた



明日もまた生きなきゃいけない

誰が決めたわけでもないのだけど

このまま目覚めなきゃいいのに

いつまでも心を途切れていたい

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