推敲を遂行しよう
lager
ぴ~とるいじ様
はじめに
※ぴ~とさんへ。
初めに謝らせてください。
すみません!!
やりすぎました!!!
なんていうかもう、題材が私好みすぎるんですよ。
最高に面白いです、『鬼刀丸』。
もう藤田和日郎が漫画化した所とか、あるいはufotableが超スタイリッシュなアニメにしたところまで妄想しましたよ、私。
なので(何がなのでなのか分かりませんが)、超私好みに書き換えちゃいました。
なんかもう推敲っていうより、リライトというかリビルドしたみたいになってしまったので、あまりに今回の企画趣旨と離れてしまっていると感じられましたら、教えてください。
即刻書き直します。
で、なんですが、
文章自体をかなり弄ってしまったので、今更言うのもアレなんですが、一応推敲企画ということで、私なりに気付いた改善点をここで述べさせていただきます(細かな誤字脱字についてはここで述べるべきとも思いませんので割愛します)。
多分ぴ~とさんは設定を凝るのがお好きなタイプだと思うんですが、ストーリーをきちんと見せるためには、もっと説明文の濃淡に気を使うべきだと思うのです。
例えば、冒頭の鬼刀丸の紹介シーンは完全に説明文だと思うんですけど、そしてここを凝るのは全然問題ないと思うんですが、そこから戦闘シーンまでの流れを地続きにしてしまってるせいでテンポが悪くなってしまっています。
また、四凶の説明の中の「無力に等しかった」「打つ手なしで窮地に陥る」という言葉の後に「それでも一進一退の攻防が続く」とあります。
そしてそれは何故かと言うと、「それまでの経験があったから」……。
せっかく設定を凝るならここの説明も凝った方がいいですよ。
それまでの経験をどう活かして一進一退のところまで持ち込んだのか。それがないと何だか説得力のない説明になってしまいます。
また、「初めこそ四凶は己の強さを誇示する為に戦っていたが、今では異なっていた」「鬼刀丸も今までと違う感覚……戦いに何かを見出し始めていた」とありますが、これ、その後の展開に活かされてないですよね。
四凶は今までとどういう風に異なったのでしょう。
鬼刀丸は戦いに何を見出したのでしょう。
ここをもう少し説明してくれれば、それぞれのキャラクタに厚みが出ますし、あえて妖怪の内面性は描写しないようにするのであればここの件はカットしたほうがいいです。
戦闘シーンについては、アクション満載にするのであればその動きの描写はもっと簡潔に、スピーディーにした方がメリハリが出ますし、あえて説明文多めにするのであれば、もっとじっくりとした戦い方にした方がいいです(時代劇の決闘シーンみたいに、いざとなれば一撃で勝負がつくような内容)。
今のままだと、欲しい描写は足りなくて、不要な部分に肉付けしてしまっている感がありますので、文章内の情報量のバランスに気を使えば、もっと見栄えが良くなると思います。
以上、真面目な講評でした。
それでは、私が魔改ぞ……真面目に推敲した作品をご覧ください。
そして、出来れば怒らないでください……(>_<)
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