第5話 出発







「んじゃ行ってくるよ。何かあれば心話で連絡してくれ」


「ハッ! ゲートが繋がるのをお待ちしております」


「はっ! お屋形様の招集をお待ちしてます」


パース市の使者であるキャロルと出会ってから2日後の早朝。

俺と凛と夏海はエメラに乗りオーストラリアへと出発しようとしていた。


見送りに来たリムたちと以蔵たちには、方舟世界に行った者をリーダーにした部隊を待機させるておくように言ってある。

ダーリントン鉱床が魔物に襲われているからな。パース市は川に囲まれているから大丈夫らしいが、何があるかわからないから一応いつでも出発できるようになっている。


同行者にシルフィとセルシアがいないのは、昨日から冒険者連合の仕事に復帰しているからだ。セルシアは同行したがっていたが、自衛隊への訓練の予定が入っており、シルフィに耳を引っ張られて連れていかれた。

蘭はスーのところに行って、新しくスー用に作った魔導結界の首輪を取り付けている。向こうについてから呼ぶことになってる。

この魔導結界の魔道具は、エメラにも足輪として取り付けている。クオンとお揃いがいいと言うからまったく同じ物を造り、天使の護りも付与してある。


これは魔法障壁を破られた時に再度掛け直すための時間を得るための保険だ。

ついでにメイの物も新調してあげたら喜んでいたな。

メイはともかく、エメラもスーも巨体だからミスリルと魔結晶をかなり使ったよ。

まあ今後は方舟世界から、寝ていてもミスリルと黒鉄が入ってくるからいいんだけどね。


「何もなければ明日になると思う。それじゃあエメラ、沖縄に転移してから行くからな? 最速で頼むぞ? 」


《 クオーーーン! 》


「エメラはダーリンと久しぶりのお出掛けで嬉しそうね」


「ふふっ、留守番中もアフリカまで飛んだりしたようですけど、やっぱり光希と一緒の方がいいみたいですね」


「クオンと離れるから嫌がると思ったけどな。エメラも上位竜になるための経験値を稼ぎたいんだってさ」


「中位竜のままでも頭が一つでもクオンを尻に敷いてるのにね」


「まさかクオンの亭主関白が一週間も保たなかったのは予想外でした」


「そう言ってくれるな。苦手意識ってのはそうそう克服できないもんさ」


クオンの最初のエメラに対しての凛々しい姿は既に見る影もなかった。

普通に尻尾で叩かれて吹っ飛んでいる姿を見かけるようになったよ。

あと叫び声も。


《 クオーーーン、クオーン 》


「クオンは優しいからわざと負けてくれてるって? そうかぁ? まあエメラがそう思うならそれでいいけど、俺はいくら力があっても気持ちが負けてたら意味ないと思うけどな。まあ、そんなことよりもう行くぞ『転移』 」


俺はエメラの相変わらずの恋は盲目発言に呆れながらも、時間短縮するために沖縄へと転移をした。

そして沖縄の離島に到着してからは一路南へとエメラを飛ばすのだった。

ここからなら8時間くらいで着くだろう。


「ああ〜やっぱり生命に満ちた海はいいわよね! ほらっ!あそこに魚の群れが飛び跳ねてるわ! 」


「そうね、方舟世界はただ水が満ちている海って感じだったものね。途中通り過ぎる島にも緑が無かったしね」


「そうだよな。やっぱりこの世界の海がいいよな。同じ生命に満ちているとしても、アトランの海みたいに魔物だらけの海もどうかと思うけどな」


「あははは、それは安心しね飛べないわね」


「蘭ちゃんと初めて海で遊んだ時のあの警戒感を見ると、異世界の海は相当よね」


「飛行系の海の魔物もいるしな。こんな風に真っ直ぐは飛べなかったな」


アトランではドラ子という上位風竜をペットにしていたから、飛行系魔物がいくら来ようが大したことは無かったけど、魔物とエンカウントする度に旋回したり急降下したりで真っ直ぐは飛べなかったな。


「そんな世界じゃもうすぐできる飛空艇も飛ばせないわね〜」


「来月竣工引き渡しでしたね。女神の島の新居も来月完成しますし楽しみですね」


「ああ、世界で5隻しかない飛空艇だ。のんびり空の旅をして世界一周するのもいいかもな。ゲートの魔道具を設置しておけば、途中仕事が入ってもすぐに日本に帰ったり来れるようにできるしな。女神の島の新居に建設中のドラゴンポートに置いておけば駐留場所も困らないしな」


そう、とうとうLight mare専用の飛空艇が完成する。本当はもうちょっと早くできる予定だったんだが、内装の最終チェックの時に俺たちはこの世界にいなかったからな。戻って来てから慌てて皆でチェックしに行ってGOサインを出したんだ。


どうせ空間拡張の魔法で居室を広げ、内装は全てホビットたちに作り直してもらう予定だけど、そんな事は対外的に言えないからな。冒険者連合と自衛隊の飛空艇にこの魔法を施してもいいが、敵対組織に奪われた時に目も当てられなくなる。俺の魔道具を積んだ飛空艇は、外からの攻撃には強いが中からの攻撃には脆弱だ。空の上じゃハイジャックされる可能性が0とは言えないからな。


「それいいかも! ネットは多少不安定だけど衛星を通して繋げばいいし、飛空艇内でも仕事ができそうね。部屋の一つをオフィスにして、会社の子たちをたまには乗せてあげようかしら」


「愛美も喜びそうね。若返って前より行動的になったし、色々経験させてあげたいわ」


「新堂さんか。留守の間会社を完璧に運営してくれたからな。若返りだけじゃなくてもっと色々お礼をしたいよな。そうだな……ロットネスト島が手に入ったら会社の別荘を作ろうか? 休暇の時に誰でも利用できるコテージ群とかをビーチに作ったら喜んでくれるんじゃないか? 」


「きゃー♪ ダーリンそれもいいかも! 女神の島だと冒険者が多いし、他国の軍もいるから買い物に行くのも楽しめないしね。私たちがロットネスト島を手に入れたら、あとはお祖父様に任せちゃえばきっと良い保養地になるわ」


「パース市まで船で20分という好立地ですものね。港と繁華街は皇グループが管理運営する予定なので安心です」


「買い物をするときは島の港に行けばいいしな。現地の警備には引退した冒険者を雇えば問題無いだろう」


オーストラリアを征服し、その報酬としてロットネスト島を俺たちがもらうという話をキャロルにした時の彼女は顔が引きつってたな。

別にほかの都市を滅ぼしてパース市を独立させるってわけじゃないんだけどね。


結果としてキャロルからは、パース市を正統オーストラリアとクイーンズランド都市連合から独立させ、かつ安全を保障して欲しいという依頼をしてもらって俺はそれを受ける形になった。

報酬は島と、パース市で行う全ての商取引の税免除だ。


キャロルにはヤンを護衛に付けて二階の来客用の部屋で寝泊まりしてもらった。

なんかキャロルも満更じゃなさそうなんだよな。インキュバスもイケメンだしな。


俺がパース市からの依頼を受けたことを話したら、凛と蘭はこの話を聞いて大喜びしてたよ。

凛は島を使って大儲けできると喜び、蘭は鯨が回遊していることに喜んでいた。『スーちゃんと一緒に鯨さんと遊びたいです』とか言ってたけど、水竜がいたら鯨は逃げると思うんだけどな。


凛はというと早速実家に連絡して、俺がこれからやる予定のことを全部話してた。意外なことに祖父の誠さんは昔パース市に来たことがあって、今も細々とだけど市と取引をしているらしく島のことも詳しかった。

パース市の力になりたいと言ってたから、島の管理を任せることにしたんだ。

女神の島のショッピングモール建設に、ホテル建設と忙しいのに手が回るのかね?


「でもソヴェートがよく黙って手を引いたわよね? もっと文句言ってくるかと思ったんだけど、前にモスクワ破壊したことが相当トラウマになってるのね」


「ああそれは昨日クオンを連れて転移で遊びに行ったら、クイーンズランド都市連合には二度と関わらないって約束してくれたんだ」


「光希が昨日ちょっと出かけると言ってたのはモスクワだったのね……」


「ははは、ちょっと建物燃やしちゃったけどね」


そう、おとといに俺がキャロルの願いを依頼という形で受けてから、まずは日本政府に連絡をして一切邪魔をしないことと、正統オーストラリアからは手を引くよう通告した。政府はかなり投資をしていたようで、それだけは勘弁して欲しいと言っていたが、ならもう二度と日本とは取引しないし正統オーストラリアに付くなら敵となると言ったら快く承諾してくれた。


ほとんど脅迫だが、元はといえば日本政府の頼みを聞いて魔誘香を正統オーストラリアに売ったんだ。

それを悪用されたんだから日本にも責任はある。信用できない国と付き合い続けるのも日本のためにはならないしな。それに投資した分は十分取り返せるようにすると言ったらわかってくれたよ。

レアアース採掘は色々な利権が絡んでいるから、総理は今後大臣や企業を説得するのが大変だろうけどな。


次に邪魔なソヴェートに手を引かせるように説得しに行った。

ソヴェート自体は自国でレアアースを採掘できるし困っていない。それはアメリカもなんだけど、アメリカの場合はオーストラリアを間接的に支配する長期目標があって正統オーストラリアに援助している。ソヴェートはそれを邪魔したいがために、クイーンズランド都市連合に援助しているわけだ。


だから昨日クオンを連れてモスクワの大統領官邸前に転移して遊びに行った。

突然現れた俺とクオンを囲み、騒ぐ首都防衛軍を黙らせるために近くの人の反応のない博物館ぽい建物をブレスで破壊して燃やしたら大人しくなった。

そして誰でもいいから政府の人間を1時間以内に連れてこいと、連れてこないならモスクワを破壊すると言ったら、1時間後に軍に無理矢理連れてこられたっぽい50代くらいの禿げたおっさんが来た。


そのおっさんは外務省のお偉いさんらしいが、トップではないようだった。まあ普通来ないよな。

俺はクイーンズランドと正統オーストラリア共和国がLight mareと戦争になること、クイーンズランドに味方するならソヴェートも俺の敵になること。これは米国も同じだと告げ、その場で大統領に電話させて俺たちと敵対するか、クイーンズランド都市連合から手を引くかを決めさせた。


そしたら米国が正統オーストラリアから手を引くなら、ソヴェートはクイーンズランド都市連合から手を引くと返答がきた。

それなら問題ないからその言葉を忘れない事と、俺はいつでもここに来れる事を伝えてもらって転移で帰ってきた。

この世界では、俺が転移ができることをモスクワを以前襲撃した時に勘付かれてるからね。もう見せてもいいかなと思って見せたんだけど、効果抜群だったな。


そしてそのあとパース市に潜入させていた者たちから、ダーリントンの正統オーストラリアと米軍の駐屯地に魔物を誘導した者たちを捕らえたと衛星電話で連絡が来た。パース市の南の海岸で迎えにきた船に乗って逃げようとしているところを襲撃したそうだ。

サキュバスもインキュバスも、誰も怪我をしていないらしいからよかったよ。


そしてその場で拷問してある程度吐かせたらしく、魔誘香をどうやって手に入れたのかがわかった。

ただ、見せしめに数人殺したので捕虜は二人だけだそうだ。まあ隊長クラス一人残ってれば別に問題ない。


魔誘香の入手先だけど複数あるらしく、今回の実行犯が知っていたのは一つだけだった。

それはつい最近パース市の港にダーリントン駐屯地の補給のために寄港していた、米軍の輸送艦の補給担当の兵士を買収して魔誘香を横流しさせたというものだった。


その横流しした兵士は、パース市に戻る途中でサキュバスの一人が捕まえに行き捕獲したそうだ。

片っ端から海兵を魅了して突き止めたらしい。輸送艦が魔物に襲われているダーリントン駐屯地にいる米軍を回収するため、まだ港にいたのが幸いしたそうだ。


その報告を聞いた俺は、直ぐに米国のレオナルド・ポーカー大統領に連絡を入れ、ことの経緯を全て説明した。

大統領は絶句してたね。まさか海兵から魔誘香が横流しされるとは思っていなかったらしい。

かなり厳しく管理していたとか色々言い訳してたけど、こっちはその海兵を捕らえていると言ったら黙ったよ。

そしてこれでは米国は信用できないから、今後一切の魔道具とアイテムの販売を停止せざるを得ないということと、正統オーストラリアはLight mareの敵になったので肩入れするなら米国も敵になると伝えた。

その上で、ソヴェートはクイーンズランド都市連合から手を引くと約束したけど米国はどうするかと聞いたら、米国も正統オーストラリアからは手を引くと返答が返ってきた。

正統オーストラリアを守るために過去に米兵をそれなりの数犠牲にしているからな。この決断は断腸の思いだったとは思う。


俺は今後は日本と共にパース市を支援するなら今回のことは不問にしてもいいし、パース市を通してレアアースを今まで通り手に入れられるようにすると言ったら、Light mareが味方する都市を支援すると言ってくれた。

ポーカー大統領は打てば響くという感じでスムーズに話が進むから楽だったよ。

一応俺がこれからすることを伝え、その際に現地の米軍に邪魔をしないように伝えてもらえるように言った。当然正統オーストラリアに寄港滞在している艦艇や海兵は、危険だから即退避してもらうようにも伝えた。


そしたらさすが大国の大統領。ただでは転ばない。

できれば昨日からダーリントン駐屯地で戦っている米兵を救出して欲しいと言ってきた。

そうしてもらえると、恩人であるLight mareの頼みでパース市を支援することに国民が納得してくれると。

そしてミスターサトウの更なるお気遣いがあれば、正統オーストラリアとの断交に反対する勢力を抑えることができると。


まあつまり大統領は米兵が魔誘香を横流ししたことで起こった出来事だから、被害を最小限にしたいと。

俺が米兵を救ってくれたらパース市の支援を早く行うことができるということか。

そしてお気遣いというのは、これは米兵の横流しに関しては国内に言わないつもりだから黙っていて欲しいという事なんだなと思ったよ。


魔誘香の横流しは複数のルートがあると捕らえた者は言っていた。恐らく正統オーストラリアからも横流しされた可能性もある。

それを見越してというか、実際そうでなくてもそうでっち上げて正統オーストラリアから横流しされた魔誘香により米軍が魔物に襲われたというストーリーにするつもりなのだろう。

それなら正統オーストラリアと断交する理由にもなるし、その際に投資した人・物・金を容赦なく回収できる。そして恩人の俺に恩を返すためにパース市を新たに支援する。


俺には横流しした米兵のことを黙っててね? 貸しにしといてねと言っているわけだ。

確かにそのストーリーなら、ダーリントン駐屯地の犠牲者の遺族に正統オーストラリアのせいだと言えるし、Light mareへの恩返しとしてパース市の支援をする理由にもなる。


俺としては米国内の事情など知ったことではないが、米国は大国だ。今後利用価値があるのは間違いない。

その国に貸しを増やせるならまあいいかなと思った。

女神の島の件と今回の件でつけた貸しは、俺がこの世界で今後計画している事を実行する時に利子をつけて返してもらうつもりだ。


俺は大統領に米兵を出来る限り助けることを約束し、急いで出発の準備をして翌早朝に日本を出たというわけだ。

まあダーリントンの駐屯地はかなり頑丈らしいから保つだろう。駐屯地の周りにいる魔物をエメラで一掃すれば終わりだな。そのあと経験値稼ぎで皆をゲートで呼んで狩りをすればいい。




そして出発してからの数時間は、凛と夏海とエメラを交えてしりとりしたり魔法の練習をしたりして過ごした。俺が上級聖魔法や最上級聖魔法を海上の岩礁地帯に打ち込んだりして練習したら、凛と夏海はその迫力に驚いていたよ。


天雷並みの威力で天雷以上の広範囲へ魔物にのみ満遍なくダメージを与えるうえに、味方の装備には聖属性を一時的に付与する『聖雨』。そして光の十字架群で敵を圧殺する『セイクリッドクロス』は聖魔法の中でも強力な攻撃魔法だ。

さすが上級以上の魔法書の入手難易度が高いだけある。


「聖魔法の攻撃がこんなに凄いとは思わなかったわ。上級からは別物よね」


「そうね、中級聖魔法は見たことがあるけど、光矢とか光盾は他の四属性魔法と大差なかったわ。回復魔法も使えてこの威力を出せるのは、さすがレア魔法に分類されているだけあるわね」


「魔力の消費がほかの四属性に比べ1.5倍多いからな。通常は使いどころが難しいんだよ。ただ、魔族や死霊系には絶大な効果がある。相手が強ければ強いほどな」


高ランクの魔物や死霊は、破壊神に近付けば近付くほど闇の属性がより強くなる。よって聖魔法によるダメージが大きくなる。

まさに勇者とともに魔王を打ち倒すためにあるような魔法だ。

俺はずっと使えなかったし、聖女もいなかったけどな。

今思うと結構ハードモードだったよな。

なにかのゲームみたいに、木の棒と小銭を渡されてさあ魔王を倒してこいと言われるよりはいいが……


「私は聖魔法よりやっぱり火魔法が合ってるわ。今度召喚されるなら最上級ダンジョンがある世界がいいわ。そこで蘭ちゃんと同じ最上級火魔法書を手に入れるの! 」


「ははは……縁起でもないこと言わないで欲しいかな……」


そういうフラグは本当にいらないからな?

それにしても凛は破壊力ある魔法ば……


《 光魔王様! 緊急事態です! 》


《 リムか! どうした? 》


俺が凛のフラグ発言に引いているとリムから突然心話が届いた。

少し焦っているようだ。


《 ダーリントン鉱床に岩竜二頭と複数の飛竜が現れ、パース市に向かっていると潜入している者から連絡がありました》


《 氾濫した魔物が岩竜を刺激したか……》


マズイな……オーストラリアまではあと2時間は掛かる。転移を繰り返してどれくらい短縮できるか……

こんなことなら転移のスクロールを届けさせに行かせておけばよかったな。

帰還したばかりで今回の氾濫は予想していなかったとはいえ、少しのんびりし過ぎたようだ。

現地のサキュバスたちも今からじゃ厳戒態勢の街を出るのは難しいだろう。


《 リム! 現地にいるサキュバスたちには、街の西側へ避難するように言ってくれ! あと1時間で救援に行く! 決して岩竜とは戦うわせるな! 》


《 ハッ! 我らもいつでも出撃できるようにしておきます! 》


《 頼む 》


パース市にはせいぜいガーゴイルと飛竜くらいしか来ないと思っていたが、まさか岩竜が現れるとはな。

岩竜如きがうちの社員がいる街を襲うとは増長しやがって。


俺が調教しにいってやるから待ってろよ。








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