ブラックバイト勤めを助けようとしたら編
ブラックバイトで苦しんでいた友人が居た。
聞けば本当に酷い会社で、時給800円で6時間週6で働かせ、昭和の根性論を若者に説き、同僚は仕事中に突然いなくなったり、管理者がプライベートに過剰に口出しする会社だという。
久々に連絡を取ったら、その勤め先への罵詈雑言を俺に話した。
その友人に、月20数万円、ボーナス2回あり、家賃補助6割で、普通に働けば年収300ちょっとくらい行く、人手が足りないうちの会社に来ないかと言った。
すると突然その友人は手の平を返したように、今居るブラックバイトを擁護し始め、なんだかんだ理由をつけてテコでもうちの会社に来ようとしなかった。
自分の勤め先を散々悪口を言い、だからと言って他を紹介したらテコでも動かないとは、彼は一体全体何がしたいのだろう。そして、なぜ行動もせず悪口を言うだけで満足しているのだろうか。絶対にそんな所に居るよりもうちの会社に来た方が稼げるし人間関係も良くなるだろうに。
30秒で読める小説集 Aska @asgarddragon
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