こいのぼりがハタハタしちゃいけない夢。

猫店。

第1話

蕎麦屋に行こう


いつもどおり私は近所の蕎麦屋通りに向かっていた

めむとよく行く蕎麦屋通りだ


川ぞいにあるそこは

圧巻

すべての建物の3階の窓からこいのぼりがたれさがっている


しかし風を含んでハタハタしてはいけないため、

しっかり固定されているのか、セールの垂れ幕かのように

綺麗に垂れ下がっていた


いつ見てもこのこいのぼりはキレイだなぁ・・

家を出るのが大変面倒な私も、これを見ようと誘われると

ついつい足が向かってしまうから不思議


一年中通しでこいのぼりは垂れ下がっている

しかしピカピカなのだ


今日は十字路の真ん中の店で親子丼にしよう

真ん中といっても本当に十字路の真ん中にあるので

むしろどちらの方向に行くにしても必ず通る必要がある

なにか頼まないと通りづらい空気だ

今思えば悪徳だ


まわり道をしてもよかったが

今日はここの親子丼を食べようと思っていたので別によかった


親子丼ください。

はいよっ


え、今日はあるの???

あるよ


えー・・ないと思ったのに。

(ないと思ったのに頼んだのかよ・・)


おしまい

ありがとうございました


-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・


昨日みた夢

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