応援コメント

第31話第十九段 をりふしの移り変わるこそ(5)」への応援コメント

  • こんばんは。

    東北育ちのわたしは、若い時分には雪やら寒さやらが大嫌いで、風情も何もなかったです。
    冬に向けて寒くなる秋も嫌だったです。
    が、歳をとると、冬の良さがわかってきます。

    それは多分に逆説的な良さで。
    冬の自然は生き物を慈しむことのない冷徹な世界で。
    自然はあくまで人間を超えた存在で、こころの奥底に恐ろしい宇宙の虚無を感じさせる、そんな美です。

    何をいってるんでしょうか、わたし。笑

    作者からの返信

    兼好氏は、リンとした、あるいは透徹した美しさを求めたのだと思っています。
    京都の夏の暑さが苦手な兼好氏だからとも、推察できます。

    冬枯れの日に飲む、熱いお茶も、また至福かもしれません。