第60話:奥さん体調不良でに、日本に戻る。

 ヨーロッパを代表する観光地、マディラ諸島、来て良かったと、石津夫妻は、心の中でつぶやいた。その後、2泊して、絶景を十分に楽しんで、リスボンに戻って、ホテルにチェックインした。明日は、2013年10月28日は、ホテルで1日、まったりと過ごした。そうしてリスボン空港から、スペインのマラガへ飛んだ。リスボンも昼間が15度を超えて、暖かいが、マラガは、更に、暖かいというか、昼間の日向は、日射しがきつくて、日焼けしそうになる。11月でも、20度以上あり、ヨーロッパの富裕層が、避寒に来るそうだ。市内のエンカルナシオン大聖堂は、大きくて広くて、内部は荘厳な巨大な空間が広がり、まさに厳か、そのものだった。天井の高さは40m以上あり、装飾や、天使の像などが素晴らしく、彫刻や絵画がも多く、世界屈指の大聖堂だった。


 マラガに一泊して、翌日は、イギリス領のジブラルタル空港へ飛んだ。ジブラルタルは、御存知の通り、アフリカに最も近い、ヨーロッパで、切り立った岩山、ターリクの山。711年にこの地に侵入したアラブの首長ターリク・イブン・ザイードが「ターリクの山」と名付け、それがなまってジブラルタルになったのだとか言われている。英語では「ザ・ロック」と呼ばれ、ジブラルタルの代名詞として親しまれています。ザ・ロックの山頂からは、天気の良い日にはジブラルタル海峡の向こうにアフリカ大陸を望む絶景を楽しむことができ様だ。標高426メートルへの山頂へはロープウェーが便利。展望台やその周辺には、もはやザ・ロックの主となった猿たちが、我が物顔に歩き回っている。ジブラルタルが英国領だと知って、リスボンからイギリスに飛ぶ時には、ここから出発する方法もあると考えた。


 ジブラルタルに1泊したが、石津健之助の奥さんが体調崩した。そこで、もう1泊して、飛行機で、ロンドンへ行って、病院にかかることを決意した。そうして、ジブラルタル空港を11時半に出て、ロンドン・ガトウィック空港に到着した。そこから、ガトウィック・エクスプレスでノンストップでロンドン・ビクトリアまで30分で20ポンドだった。そして、病院に直行して、クレジット・ゴールドカードの保険で,診療を受けたところ、軽い風邪という診断が着いて,消炎鎮痛剤と,抗生物質、胃薬、喉のうがい薬を処方された。


 この後、日本に帰りたいと奥さんが言うので、ポルトガルのポルトのホテルをキャンセルして、返金してもらうように依頼して、ロンドンで、奥さんの体調を回復させ、風邪を治し、成田行きの飛行機に乗り、2014年3月10日に日本に戻り、

その晩、熱海のマンションに帰った。2014年4月に、豪ドルが上昇し、104円で164万豪ドル売って、1億2千万円となり総計4.6億円となり、奥さんの資産と合わせて5.6億円となった。

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