第33話:平成芙蓉会、海外旅行の計画1

 旅行グループは、石津夫妻と旅行会社のスタッフで、その旅行のキャンセル条件、

最低人数を説明し、今後予定する、旅行について説明を始めた。2005年6月の

ハワイ4泊6日、9月は、オーストラリア・ケアンズ4泊6日、12、1、2月は

グアム4泊6日の旅行。旅行会社の説明が終わり、パンフレットをもらい、次に、石津健之助が、奥さんの、石津三千子さんが、看護婦さんで、今までも、中高年の旅行に同行し、体調管理、病院への付き添いをしているので、安心できることを話した。


 会員からは、ラスベガスの旅行も考えて欲しい人が21人、また、クルーズ旅行

も入れて欲しいという人が13人いたので、計画について、また、企画でき次第、

連絡することにした。その話を聞いた旅行会社の担当者が、クルーズ希望の人達と、ラスベガス希望の人達のグループに1人ずつ入り、詳しい希望を聞いて、ラスベガスは、2005年11月の格安セールのシーズンにあわせて、11月23日から29日の6日間の日程を決め、成田から仁川へ飛んで、そこからラスベガス直行便で行く方法が楽だと言う事で、その企画を提案すると、参加人数が18人集まった。


 クルーズは冬の1月に、サンディエゴからメキシコ、カリフォルニア半島なんか

して、カボサンルーカスまでのクジラの観察ができるクルーズを企画すると会員も

了解したので。2006年1月15日から25日の日程で、サンディエゴとメキシコ7泊のクルーズを企画し、参加希望者は12人だった。その2つの旅行に、看護婦として、石津三千子さんが同行することになった。


 その他、海外旅行の好きな仲間から、旅行会社で、間近でのキャンセルで、格安

で提供できる旅行も教えて欲しいと言われたので、石津夫妻のメールアドレスに、会社から送ってくれることになった。まら、看護婦さんが着いてくれる旅行ならい

きたいと言う友人もいるので平成芙蓉会のメンバーに入れて良いか聞かれ了解した。


 旅行の話は盛況で、11時ちょうどまで、かかり、解散して、近くの中華料理屋

の大部屋に移動して、昼食会を始めて、簡単な自己紹介をしてもらい、便せん1枚

と、各自に渡し、簡単な自己紹介を書いてもらい、平成芙蓉会のホームページに載

せる事にした。そうして、盛会のうちに6月12日の平成芙蓉会の東京での初会合を終えた。


 熱海に帰った、石津三千子さんが、実は、以前から、あの旅行会社と仕事の契約

して、ある大手クレジットカード会社のゴールドカードを作り、それを使うと国内、

海外、クルーズ、全ての旅行代金と旅行保険料が5%引きになるので、団体旅行の時には、うまく利用してた方が良いと言われた話を、石田健之助に話すと、それは、

良いね。浮いたお金を、平成芙蓉会の予備費にしようかと言うと、そうよね、その

方が良さそうねと話し、こう言う会は公明正大にやっていかないと、後で、面倒な

事に巻き込まれたくないからと言った。但し、この件は、他言しないで行こうと、言うことになった。


 以前は、熱海芙蓉会で、使わなくなった名品を年に数回、バザーを開いて、その

収益金を会の運転資金に使っていると、前・篠田会長から、聞かされた。その後、

平成芙蓉会の旅行費用の振込先を芙蓉会・石津三千子の口座を開いて、入金しても

らうようにした。

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