第26話:奥さんの海外クルーズ旅行同行、看護婦業3

 バハマに着いた。ここは治安が良く、安心して楽しめるリゾート地で、ビーチ以外にもタックスフリーのショッピングやカジノ、各種アクティビティが豊富で、娯楽施設が多く、安心して観光できる場所だった。4日間にマイアミに戻る、4日間のショートクルーズ。帰って来てから1時間半かけて、フォートローダーデールという町に移動して、ホテルに泊まり、翌日は、フォートローダーデール港から出港することになる。


 翌朝、タクシーで、港から乗船して翌日は終日クルーズ、3日目にジョージタウン、ケイマン諸島という観光で栄えているリゾートタウンで世界的にはタックスヘイブンとして、税金のかからない地域で、多くのオフショア・バ

ンクが集まっている。4日目は、コスタ・マヤ、メキシコに到着。マヤ文明の遺跡が多く残る歴史の街。メキシコ、ユカタン半島の東側にあり、マヤ遺跡などを見に行くのに非常に便利な所で、マヤ文明の遺跡ツアーに参加した。


 5日目は、コスメル、メキシコ、カリブ海に浮かぶ、長さ53km、幅14kmのメキシコで最大の島、コズメル。周辺は青い海が広がり、ダイビングでも有名な世界的リゾートで、サン・ヘルバシオ遺跡やチャンカナブ国立公園、テキーラ工場などもあり、ビーチ以外にも楽しめる場所は沢山ある地域。ここではスキューバ・ダイビングを教えてもらった。


 翌日は終日クルーズで、7日目にフォートローダーデール港に戻った。そうして、船から下りて、また、タクシーで1時間半かけて、マイアミのホテルにチェックインして、早めに床についた。翌日も、クルーズ船に乗って、7日のクルーズの旅へ出かけた。今回は、アドベンチャーツアーやマリンスポーツが多く、切り傷、釣り傷が多く、2人が溺れそうになって、ライフセーバーに助けてもらったが、そのライフセーバーが格好良くて筋肉隆々のハンサムボーイで、それを見た、石津三千子は、久しぶりに、胸キュンを経験した。


 そう言う、良い経験や、様々な、経験をして、船上のクリスマスパーティー、ニューイヤーパーティーも、経験し、人生経験も、お腹回りも一回りも二回りも大きくなって、1999年1月11日に、日本に帰ってきた。帰って来て、お帰りと言った後に、石津健之助は、石津三千子を見て、思わず、少し太ったんじゃないと言うと、そんな言い方しないの、逞しくなったと言ってと、言い返して大笑いした。


 1999年も4月にハワイ4島クルーズに、2ヶ月間の看護の仕事と、ロサンゼルスでの10月5日から12月5日のメキシコクルーズの仕事の依頼があり出かけた。

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