第20話:ハワイ旅行と奥さんの新たな仕事1

 1996年7月10日の熱海芙蓉会の時にハワイに別荘を持っている井上夫妻

が、今年、10月2日から1ケ月、ハワイに行くのですか、一緒に行きませんかと

誘われ、井上夫妻は1ヶ月滞在しますが、石津さんは、いつ帰っても良いのよと

言ってくれたので、石津健之助を呼んで、話を聞くと、ハワイのカハラ地区の、

以前、石原裕次郎の別荘のあった所から徒歩10分の場所に、4LDKの一軒

家の別荘だそうだ。面白そうだねと、旦那が言うので、参加させていたいただい

ても宜しいですかと言い、話がまとまった。出発は10月2日のJALで成田から

ホノルルまでのチケットを予約してみますと答えた。


 その話を聞いた、井上達弘さんが、看護婦さんが、来てくれたら、本当に安心で

すよと言い、実は、以前、心筋梗塞で、ハワイで倒れ、大変な目にあったそうだ。

 その後、必ず、旅行保険に入って、万一に備え、病院の場所も調べたと話して

くれた。10月2日、午後17時に熱海を出て、新幹線を使い、1時間半で成田

に着いて、20時発のホノルル行きのJALで井上夫妻と共に乗ったが、彼らは、

ビジネスクラスで、石津夫妻はエコノミークラスだった。翌日の朝8時にホノルル

空港に到着して、朝食をとって、タクシーで、カハラの井上夫妻の豪華の別荘へ、

ショッピングセンターへ大量の食品、飲み物、ビールなどを買い出しに行った。


 初日は、早めに、時差ぼけを解消のため、散歩に出かけ、昼間に眠気を我慢

して、夜22時頃まで起きていて、ビールを飲んで、熟睡した。そのため、翌日は、

かなり時差ぼけがなくなり、近くのダイヤモンドヘッドへ出かけた。昼食を別荘

で食べて、夜に、レストランに出かけて、ステーキをたらふく楽しみ、その後、

ビールを飲んで、タクシーで、別荘に戻り、熟睡した。


 翌日は、レンタカーを借りて、ノースショアへ行こうと言う話になり、カハラ

からホノルル、パールハーバーを抜けてルート99を北上し、途中、ドール・

プランテーションに立ち寄り、休んで、ハレイワの海鮮料理屋で、昼食をとり、

ワイメア渓谷で休憩した。その後、サンセットビーチを抜けて、タートル・ベイ

・リゾートのカフェで、ゆっくり休んで、近くを散歩して2時間ほど滞在した。


 帰りは西側の海岸線を一気に南下、カフクを過ぎてカメハメハ・ハイウェイを

クアロア・ランチの平原を右手に見て、カハルウを越えて途中で右折してヌアヌ

・パンチボール方面にバリハイウェイを走り、国立太平洋記念墓地を左折して

フリーウェイを走って、カハラの別荘に到着した。


 午後18時過ぎに、別荘に到着して、シャワーを浴びて、ビールを飲みなが夕食

をとり、床についた。翌日は、9時まで、寝てしまい、散歩した後に、またレンタ

カーで、ハワイ大学マノア校へ行き、近くの素敵なカフェで、昼食をとってから、

マノア渓谷へ行って、トレッキングをして、午後16時頃までかけて、広いマノア

渓谷を歩いて回った。その後、カフェで一休みして、カハラの別荘に戻り、7時過

ぎに、飲みながら夕食をとり、5泊して、明日の便で、石津夫妻が、日本に帰るの

で、9時に家を出て、レンタカーで、10時半頃にホノルル空港まで送ってくれた。


井上夫妻に、お礼を言って謝礼として、5泊分、5万円をお渡しすると、いらない

と言ったので、今後も、お世話になるので無料と言う訳には、いきませんと言い、

受け取ってもらった。そうして、空港で昼食をとり、搭乗手続きを取り、13時前

の飛行機に搭乗して、すぐに、寝てしまい、起きて、しばらくして、成田空港に、

17時半に到着して、1996年10月9日19時半に熱海のマンションに帰った。

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