第17話 ―― 白

青雲の帳を、かけがえのない明日が優しく抱く


今を珠玉に、この瞬間を感じ取る。


艶めく色彩が織りなす、微かなカオリにトキメクその先


ユメ見るさざ波が過去たちを迎え入れる。


あぁ、僕は真っ直ぐに歩を進めるだろう


輝く未来へと、確かな轍を追随に――。



遥か彼方の煌めきに、密やかに麗しきは天の声をしる


言の葉を浄化させ賜物に、目指すは大いなるその御旨として。


甲斐甲斐しくも灼かな、ヨスガに乞うのは想い人


さぁ、私はきっと招くだろう


澄んだ喝采のあの場所へ――。


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