other side
柔らかな日々を願ったって
届かないと分かってても
祈らなずにいられないのなら
喧騒の中をぶつかり合いながら歩いている
何も聞こえないように耳をふさいで
冷たく、冷たく生きている
それでも暖かい人が、優しさを願う人がいて
跪いて笑い、ただ助けるという偉業を成し遂げる
つらく、つらくも生きている
羨ましいだと思ったって
やりたいと分かってても
体が動かずに固まってしまう
あと一歩どころじゃないのなら
遠くで見ているしかないじゃないか
綺麗だと口にして褒めたたえられてる姿を見る
せめて「よかったね」とだけ言わせてほしい
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