夢の咲きは誰かの背中

そらをとびたいな て夢想してた

その昔が明るくて眩しくて

落ちる夢を見ても夢みてた

紙飛行機は先端技術で


だれよりもはやく て望んでた

その希望は悲しくて苦しくて

逃げられない夢をみてた

白のレールは普通の証


どうしてこんなことになったんだって

一番思っているのは自分なんだって

誰よりも傷ついて癒すのは甘えだって

優しい言葉で眠りたい


外と中の色は違うと知ってる

絵本のカラフルでふんわりしてて

春はつらくて 夏は暑くて 秋はさみしく 冬に凍えて

ひとりじゃないはずだった


さよならを言う為に出会うって

そんなお伽話が好きだった

花が咲いて 水が気持ちよくて 枯れ色はきれいで 暖かさに

いつもひとりだった


窮屈でつらくて逃げたくて仕方がない

分かっているから逃げられない

君の背が好きでみていたくて

隣にならびたいと思っちゃっいけない

だって優しい夢が見れなくなるから


教えて 教えて 教えて 夢の中

優しく 優しく 君の声

見ていて 見ていて あなたの夢

忘れて 忘れて 忘れない

あなたのせなかを忘れない

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