15の頃

月のきおん

第1話

現在 過去 未来 あの人に 会ったなら


私はいつまでも待ってると

誰か伝えて


まるで喜劇じゃないの

一人でいい気になあって


冷めかけたあの人に意地を張ってたなんて


ひとつ曲がり角 ひとつ間違えて

曲がり道くねくね


今の自分こんな感じ

道は単純に あった筈が

こんなにも入り組んだ道なれど


少し歩いて行き止まり

又別れ道に迷って


今のこの年号変わる頃には

もう全てが 変わっているのか


それすらもこの先どうすれば

いいのかも分からない程に


そんな人に出来上がり

そして今外は雨降り

今傘を差さなければ


単純にかシャワーをあびるみたいに

ワァー、一回やってみたかった


そう言えば34年前頃の私は未だ中学生だった

中2の体育祭も雨降りだった

シャワー浴びて居たみたいに髪の毛ぬれて


そして中3 の体育祭では

はじ巻き結び、800m走私は皆が嫌がって無理矢理走らされたっけ


私は確か2位か 3位辺りで

とても息苦しい 思い出が

ひとり歩きして来て


そしてその記憶はモノクロームになり

シャッターきった写真の中で 止まって居たから


私はずっとその中学生のままで居たかったなぁ・・・


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15の頃 月のきおん @kioco

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