第30話 ザビエルAKARI

 長編を書いていた時期、頭のてっぺんが常に熱かった。


 どうしたんだろうか? 一日中考えているからだろうか? と少々不安になっていたら夢を見た。


 AKARIがフランシスコ・ザビエルの髪型になって真顔で登場。最悪だ。


 朝、目覚めてすぐに洗面所に行き確認する。


 顔。若返っている。カクヨムをしてから、「楽しい」が多くなったせいなのか、不思議と若い頃の輪郭が戻ってきているんだ。けれど、確かに少し頭のてっぺんの髪の毛の量が……。


「もうっ! 顔は若返って、頭ハゲるってどいうことだよっ! 神様の意地悪っ!」


 *


 長編を書き終えると、今度は脳が停止したのか、「四六時中眠い」が始まり、頭のてっぺんの熱は冷めました。現在、いつかまた長編を急に書きたくなった場合、次回は本当にザビエルAKARIになるのではないかとビビっているので、あらゆる情報を収集し備えています。

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