I'm a hero

@matatabi1990

トレーラー&HO

正義の味方。子供の頃誰しも1度は憧れた存在。

ヒーローとは得てして自分のあり方に葛藤するものだ。

憧れたのは魔法少女だったかもしれない、特撮ヒーローだったかもしれない。

だが大人になっていくにつれて、そんなものは幻想にと思っていた。

だがキミ達はまだ知らない、望まずとも正義の味方になる自分の過酷な運命を・・・


2泊3日の修学旅行、それがキミ達を影の世界へと誘う。

もう戻れない日常、創作のような世界に巻き込まれたキミ達は何を思うのか。


ダブルクロスThe 3rd edition「I’m a hero」ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉


本シナリオでは全員覚醒枠となっていますが、ワークス高校生だけだとビルドの際問題がでてくるのでワークスはUGNエージェントを指定していただきます。

HOで出てくる普通の高校生という言葉は、オーヴァードではないということを示します。

また、修学旅行の班分けで一緒になってもらうので、PC同士はある程度親密であるという共通HOもあります。


PC1 カヴァー/ワークス 高校生/UGNエージェント ロイス:自身の正義感

キミはS市公立高校に通う普通の高校生だ。

キミの父親は警察官だった。ある日、国内で発砲事件が起こり、キミの父はその場に居た人をかばい殉職してしまった。その後犯人は逮捕された。被害者はキミの父以外にはいなかった。

このことに対してキミはどんな感情を抱いていてもいい。

例:父のように、自分も命を賭して誰かを守りたい。そうして見えてくるものもあるはずだ。

例:父は何故死に、何故犯罪者はのうのうと生き延びているのか。世間の称賛は父を失ったキミにとっては耳障りでしかなかった。


PC2 カヴァー/ワークス 高校生/UGNエージェント ロイス:幼馴染の少年

キミはS市公立高校に通う普通の高校生だ。

小さい頃、キミは近所の幼馴染の少年によくついていって遊んだ。

彼は何をやっても上手だったし、何より正義感が強かった。

困った人は放っておけない。たとえ同級生が年上に絡まれていても向かっていくような人だった。

キミはその背中に憧れた。いつか自分もそうなりたい。そう思っていた。


PC3 カヴァー/ワークス 高校生/UGNエージェント ロイス:家族

キミはS市公立高校に通う普通の高校生だ。

父はオリンピックの金メダル選手、母は財閥の娘、兄は父の後を追って活躍中。

キミはまだ夢を探しているところだ。七光りなどと呼ばれて劣等感もあるだろう。何かを見つけたい、少し焦っているのかもしれない。そんなことを考えながら日常を過ごす。


PC4 カヴァー/ワークス 高校生/UGNエージェント ロイス:自身の夢

キミはS市公立高校に通う普通の高校生だ。

中流の一般家庭の一人息子として育ち、人並みに葛藤し、人並みに自身で考え行動し、ありふれた人並みの生活を送ってきた。

夢や希望もあるだろう。キミはまだ、ただの絵に描いたような高校生なのだから。


PC5 カヴァー/ワークス 高校生/UGNエージェント ロイス:家族

キミはS市公立高校に通う普通の高校生だ。

家庭は貧しく、キミはそのせいで苦労することも多々あっただろう。

両親に反発したこともあったかもしれない。それでも、両親はキミのことを大切に育ててくれた。キミは少しだけ、周りよりも大人になるのが早かったことだろう。

両親に楽をさせてあげたい。そう思いながら高校生活を送っている。


PC6 カヴァー/ワークス 高校生/UGNエージェント ロイス:本当の両親or拾いの親

キミはS市公立高校に通う普通の高校生だ。

キミはいわゆる孤児だった。3歳の時、意図的に捨てられたのだ。何故捨てられたのかはわからないが、キミを値踏みが終わったモノのような目で見ていた光景が脳裏から焼き付いて離れない。

だが、悪いことではなかったのかもしれない。キミはすぐに1人の男性に保護され、その人の優しさに触れ育った。純粋な笑み、人のぬくもり、それらを彼が教えてくれたのだ。

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