チートマンの無双
@clanatus
第1話 チートマンは無敵万能なのだ
「悪行を察知だー!」
俺の名はチートマン。
チートという言葉を体現した全世界最強人類だ!
今日も生まれ持った予知能力でこれからよろしくないことをやらかそうとする奴を予知したのだ!
悪行を阻止するために早速奴らのもとに直行!俺は好きな場所に一瞬で移動することができるのだ!
「うわあ、いきなり人が現れた!?」
今目の前で驚いているヤツこそが、これからよろしくないことをやらかそうとしている張本人だ。
「俺の名はチートマン!貴様らの悪行を阻止する!!くらえ、分解攻撃!!」
「うわああああ……____」
俺は目の前の首謀者を原子レベルで爆散させてやった。悪行を企む奴らなどこの世に残しておいていいはずがない!
「な、何事だ!」
「ま、魔王さまはどこに?」
「貴様!何故そこにいる!どうやって入った!というかそもそも誰だ!」
おっと、仲間がやってきたようだな。
「貴様らも分解だあ!!!」
もちろんこいつらも原子レベルで爆散!
悪に与するものはすべて世の中から消え失せるべきなのだ!
「うわあああ…」
「体が」
「何が起こってい…」
分解は一秒で完了!今日も事件を未然に防いだぞ!
あとはこのアジトだが…
「見せしめに燃やすか。」
悪行を行おうとすればどうなるのか、全世界の悪人に知らしめてやらねばいけない!
俺は燃え盛る翼を広げ、その炎で城を焼き尽くしてやった!
そのまま華麗に脱出!今日も平和は保たれたのだ!
「それにしても、いいことをやるとスッキリするなあ!」
「ニュースです。
先程、みんな大好き魔王城が炎上。またこの事件の影響で魔王城の関係者約1500人が焼死体となりお亡くなりになりました。
魔王城を管理する魔王、またその側近である三人の幹部の遺体は見つかっておりませんが、同様に焼死したものと見て良いでしょう。
この前触れの一切ない火事は、チートマンを自称する謎の男の犯行と見て間違いないでしょう。
チートマン氏は、これまでも幾度となく殺人や器物損害を繰り返してきていますが、その圧倒的すぎる力に首脳政府も手が出せず、犠牲は増えるばかりです。
一刻も早く平和が訪れることを切に願いたいですね。」
チートマンの無双 @clanatus
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