第4ダンジョン

だいぶ自分の力について分かってきた。最初は恨んだ職業だが今では良かったと思っている。ただ、もっと強くなりたいと思い俺は第4のダンジョンに来ている。

この世界では。ノーマルダンジョンが3つ存在し、特別ダンジョンが4つ存在する。仕組みは変わらないが難易度が特別ダンジョンの方が高い。特別ダンジョンは第1、第2、第3、第4がある。

俺が来ている第4のダンジョンは全ての魔物が剣を扱う。別名、剣のダンジョンと呼ばれている。


俺がこのダンジョンに来た理由は、剣を学ぶためだ。あとは魔力量を増やす為だ。第4のダンジョンは運が良いことに俺が修行で使っている更地の近くにある。ダンジョンの入り口に俺は召喚した剣を1本突き刺した。危なかったらいつでも脱出できるように。


早速ダンジョンの中に入る。俺は何でも切れる剣(絶対切断剣)を1本召喚して、俺の近くに浮かせながら進む。


早速魔物と遭遇した。ゴブリンが6体。後ろにオークが2体いた。


「「「ギギッガッ!」」」

「「グォオオ!」」


一斉にこっちに走り出し襲いかかって来た。俺は浮かせている剣を操りブーメランのように飛ばした。一気に5体のゴブリンと2体のオークを切り裂き殺した。


「チッ……1体逃した。」


ゴブリンが、剣を縦に振り下ろして来た。俺は横に避け、剣を操り縦に振り下ろして真っ二つにした。


「よし。これなら行けるな。」


俺は最下層を目指し進もうとしたが、油断は禁物だし、最悪の場合を想定して、俺は更に絶対切断剣2本、全反射剣を1本召喚した。絶対切断剣を1本頭上に浮かせて、残り2本は俺の胸くらいの高さで左右に浮かせた。全反射剣は後ろからの攻撃を防ぐ為に背中に背負った。


これで準備できたので最下層を目指した。

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