おふたりの作家さんの世界観を存分に受けた夢。
猫店。
第1話
こんな細い道通り抜けられないよ
という細さの道を車で進み、
無傷で通り抜けたように振舞っていたが、
どうも左後方からパタパタと音がしているような気がする...
そう思って私は助手席の窓を開けた
少し窓から顔を出し、
車の後輪を見ようと思ったそのとき
目に飛び込んできたのは、
スピードのためしっかり確認はできなかったが
白い布なのか砂なのか普通の景色ではないものだったように思った
ん、いまのはなんだ
と思ったのも束の間
車が停止した
目前に広がる
白い布に何重にも包まれたような人型の山々...
山々...
なにがあったんだ
私は青ざめたが
母はあれがなんなのか気付いてないようでいつもと変わらない立ち振る舞いで
寒いギャグを言い続けていた。
相棒は気付いたのか気付いていないのか
私の母の話をいつも通り、目は笑っていない笑顔で対応していた
私も人型に見えただけで、
人とは確認していないし
気にしないふりをすることにした
母がトイレに行きたいというので
車を停めて仮設トイレに向かった
母がトイレから出てきたところで
酔っ払いなのか精神を病んでいるのか
ぶつぶつ言いながら私の数センチ横を通り過ぎるボサボサ頭のおじさんは、
かわいい柄のおくるみに包まれた赤ちゃん(と、思われる)を、抱っこしていた
ちょっと今の人、不気味だったな・・
と思って母と私はトイレをあとにしようとすると
母は、そのかわいい柄のおくるみつつまれた何かを、抱っこしていた・・
私は衝撃的すぎて、どうしよう・・・と
え、今あのおじさんが抱いていた・・えっ
と思って振り返ると、変わらずおじさんは同じかわいい柄のおくるみに包まれた(以下略)を抱っこしていた。
増殖したのかな。。
わからないけど奪い取ったわけではないようでよかった・・
おしまい
ありがとうございました
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昨日は一日通しで
カクヨムのおふたりの作家さんの作品を通しで読ませていただいたため、
むしろご飯を食べに行った以外はそれしか外界に触れなかったためか、
大変世界観が影響を受けた夢のように思います
ありがとうございます!
あとは、大量に打ち上げられたイカのニュースを見直したのもあったかな・・
おふたりの作家さんの世界観を存分に受けた夢。 猫店。 @nekot_en
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