芸術ってなんだっけ?
天照てんてる
芸術とは。
私は、美術の成績が非常に悪かったので、単純に「芸術」とだけ言われると吐き気をもよおす。だが、このサイトを使っている人間の言う「芸術」は、そういうものではないだろう。
私はポインティングデバイスでの操作をひどく嫌っており、できることならばすべてをキーで操作したいと願い、なるべくそうなるよう慣れることで生きてきた。
しかし、カクヨムに小説を投稿するにあたって、どうしても2,3回ポインティングデバイスを操作することになる。
いまはいつもどおりツイキャスでタイピング音を鳴り響かせながら文字を書いている。誰にも読まれないかもしれない文章を、ただひたすらフォームの中に打ち込むだけの、ダレニデモデキルカンタンナオシゴト。
芸術ってなに?
文化ってなに?
私の芸術は、たとえばついったーでてけとーに書いた文字がジャスト280バイトだったとか、そういうところに存在する。
たとえばこの文章を書き上げたときに777文字だったりしたら、小躍りする。
文字と数字の織り成すメロディを、MMLでMIDIに変えて送る、そんな芸術も存在するのだ。
若い子にはわからない感覚だろう。
「1999年の有馬記念」とだけいえば、あの動画を観なくとも、どんなレースだったかを思い出せる大人、それが私だ。
ほんの1行のテキストで、動画をも想起させる書き手、それが私だ。
これで、私が芸術家じゃないとでもおっしゃるのなら、そんな大先生の上から目線のアドバイスはこれっぽっちも一切求めていないので、そのまま黙ってタブを閉じるがいい。
これだけの文章を見てもまだ何か減らず口が叩けるのなら、応援コメントでも書いていけばいいんじゃない?
あぁ、またひとり、私の虜♪
芸術ってなんだっけ? 天照てんてる @aficion
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます