マスクドヒーロー大戦 -Winter Chronicles-

ヴィラン解説

・サイバードラゴン

　新年戦争（ニューイヤー・ウォー）で消息を絶っていた汛龍介（じんりゅうすけ）が変身する、ゴーサイバーの亜種。

　龍介が新年戦争時代に使用していたヒーロースーツ「ドラゴンナイトファイター」を基にしており、大破したスーツを「ゴーサイバーのデータ」と「自分が殺してきた怪人達の屍肉（パーツ）」で補強している。

　また、通常形態の際には特殊な能力は使わず、軍隊格闘のみで戦う。だが「DIE（ダイ）変身」のコールで「龍翔形態（ワイバーンフォーム）」に強化変身すると、両翼による飛行能力や両肩の砲台「阿吽双龍砲（あうんそうりゅうほう）」による砲撃能力を手にするようになる。

　――このサイバードラゴンのスーツを開発した科学者は現在、行方を眩ましているようだ。

・破鎚勇者（はついゆうしゃ）ベルフェロイア

　殺人実験用電子外骨格「甲冑勇者（アーマードブレイブ）」第2号。正式名称「Type（タイプ）-Watch（ウォッチ）」。変身者はスペンサー・アーチボルド。

　漆黒の甲冑と臙脂色のマントが特徴であり、身の丈を越える巨大鎚「メフィストスマッシャー」を主武装とする。

　大技は、鎚の先端に紫紺の電光を纏わせ、衝撃波を放つ「イグニッションスマッシュ」。

　「甲冑勇者」は基本的に一度の戦闘で一回しか「大技」を使用できないが、この個体には一定時間の経過という条件つきで、何度も「大技」を使用できる固有スキルがある。