え、攻略本持ってるんですけど!?
@Hirororo200
第1話まさかの出来事、(持ち込み編)
とうとうこの日が来たのだ!
発売予告、βテスト、修正、試写会でのバグ修正、繰り返す発売日延期、
溜まりに溜まったフラストレーションが爆発仕掛けたとき、MMO RPG 、in REALWORLDが家に届いたのだ!
「待たせ過ぎなんだよ全く、」
苛立ったようなセリフを言ってはいるがどうしてもニヤけてしまう。
ただのゲームならここまで楽しみにはしないだが今回は親戚のクリエイターが関わっているのだ、そしてさらにゲーム発売の1ヶ月の発売予定の攻略本までの貰ってしまったのだ、これならここまで心踊るのも仕方ないだろう、
なんて考えながら早くもゲームをセッティングしゴーグルとコントロールグローブをはめ電源をいれた。
ああ、ロードさえもとても長く感じてしまう
僕のような人がサービス開始と同時にログインしてるから重くなってるのか?
目の前が突如真っ白になり、徐々に景色が見え始めた、
「最初の町、王国の城下って感じたな、珍しいな、キャラメイクより先にチュートリアルか?いや世界観紹介かな?」
しかしこの時点で既に他のプレイヤーがとてつもない数目の前にいる、
既にオンライン化してるのか?今の俺の容姿は他のプレイヤーにどう写ってるんだろう?
しかし参ったな、、、学校に行く前にキャラメイクだけして帰って来てからじっくりやろうと思ってたんだけど、意外と長そうだな、悔しくてたまらないが時間がもう無い、ログアウトするか、、、
、
、
「どうやんだ?」
初めてのゲームあるあるだ、まだ操作もメニューの開き方もわからないな、不味いぞ間に合わなくなる、仕方ない、他のプレイヤーに聞くか、隣の美形なお姉さんに声をかける。
「あの~、スイマセン、ログアウトの仕方ってどうやるかわかりますか?」
「それが私も分からなくて、困ってるんです」
まじか、よくよく耳を澄ませば周りの騒ぎはみんなこの話題じゃないか、すると突然のブザー音、みんなのメニュー画面が強制的に開きビデオが流れた、その内容は大方こんな感じだった、
ゲームクリアがログアウトの方法
それから一時間、
直後はみんな大パニックだったが今だに動けていないのは僕ぐらいだろう、絶望的だ、僕は現実世界?、だった所ではわりと不満もなく毎日普通に楽しんでいた大学生だ、ゲームの世界とか異世界天生なんて、願ったことはない、最悪だ、
だからこそ現実世界になんとしてでも帰ってやる!
やる気を立ち上がった、、って今まで俺は座ってたのか、今さら自分の体に意識がいった、バサッ、何か落ちたな
下を見ると、
やたら分厚く馴染み深い形の形状の本があった、
え、攻略本持ってるんですけど!?
え、攻略本持ってるんですけど!? @Hirororo200
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