第8話 悪魔とあくま

どろどろとした感情がこみ上げ

私を包む


全てを、ぶち壊し

破壊していく



床が抜け

落ちる、落ちる

どこまでも


何故

思い通りにいかないから?

心配だから?


空は、遥か彼方へ逃げていく



腹のそこから

悪魔が甦る

そうだ、私は天使なんかじゃない

人間の皮を被ったあくま

好い人ぶって、いったい何がしたいのか?

ばか

ばか

ばか

私は悪魔

自分の欲望のままに生きる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る