【期間限定公開】女神に騙された俺の異世界ハーレム生活
回復師/ファンタジア文庫
【第1回】プロローグ 7日間の異世界体験アンケート企画に当選したようです①
仕事を終え、帰宅後に夕飯とお
明日から大型連休のゴールデンウィークに入るのだが、俺は有給も使って10日間の休みを取っている。
久しぶりの長期
『7日間無料体験! ご満足頂けない場合代金は頂きません』
メールの件名には、よくありがちなキャッチコピーが大きく書かれていた。本文のバナーをクリックすると、そのサイトにジャンプするようになっているみたいだ。代金は頂きませんとか、今時有料サイトかよ! と思いつつも、ちょっとサイトだけでも
サイト内のデモ画面はとても美しく、
色白で
連休中はどうせ
次の
PCの画面が目を開けられないほど光りだし、一瞬フワッとした
目の前には
ライトブルーのストレートヘアーを髪留めで後ろにまとめて
「今晩は~」
「はい、今晩は……って! ここどこですか!?」
「あれ? 意外と
「いやいや、十分驚いていますよ!」
「そうですか? まぁ、混乱し過ぎて話にならないよりはいいですけど。申し訳ありませんが、先にこちらからお
「えーと、ゲームの運営からメールがきていて、綺麗なデモを見て
「ウンウン、
記憶の転移? いったい何のことだ?
「一人で
「そうですね……もう少し記憶を調べたいので、あと
「……転移時の障害チェックですか?」
「はい。問題ないとは思いますが、念の
「
「最終学歴は?」
「高卒です。あ、でも
「はい存じ上げています。ギリギリですが難関大学に合格していましたね」
「ギリギリだったんだ……」
「では、その折角受かった大学に行かなかった理由を覚えていますか?」
「合格して家族で喜んでいたところに、母方の
「お願いされたぐらいで折角
「両親は大反対だったのですが、俺は叔父には幼少時より
叔父さんは貿易会社を営んでいて、俺はそこの営業課に入社した。現在入社5年目で、部下のいる課長職だ。でも
「記憶に
「じゃあ、今度は俺の今の
「
「……さっぱり解らないのですが?
神の抽選とか自分で言っているしね。
「はいそうです。申し
主神って、この方めっちゃ凄い女神様じゃないか!
「それでですね、私の管理している世界は、あなたの住む日本のゲームやライトノベルなどから情報を集め、参考にして創主様が
女神様の説明では、創主様っていうのは俺たちの世界でいう創造神の事らしい……。
「それで、企画に当選したとはどういう事でしょう? いかにも
「この世界を7日間だけ体験できる権利をあなたは得たのです。おめでとうございます」
「おめでとうと言われても説明不足で、ちっとも
異世界に興味はあるが、どんな世界か分からないうちは
3ランクほど下位の世界と言っていたし、
「……サイトをご覧になりましたよね?」
「はい、ってまさか!」
「はい! そのまさかです! やっとあなたの
「あの~? 魔法があるのですよね?」
「日本のゲームやライトノベルが参考になった世界ですよ。当然、剣や魔法、ドラゴン、勿論あなたの大好物のエルフや猫耳、犬耳のモフモフ
「ゴクッ……モフリ放題! マジですか! それに、魔法があるのか……」
魔法がある……それはゲームやラノベ好きなら、
想像しただけでドキドキする。
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