双極性障害障害って知ってる？

第1話 双極性障害って知ってる？

昔は、躁うつ病って呼ばれてたんだけど、今は双極性障害って言うらしい。

しかも、障害ってつくと抵抗ある人もいるから、双極症って呼ぼうって動きもあるとかないとか・・・。

つまりテンションが上がり過ぎちゃう「躁」と落ち込んじゃう「うつ」 この両極端の状態を繰り返す気分の障害で脳の病気なんだって！

躁って言っても、入院が必要になるほどのはっきりしたものから、本人はちょっと調子いいかも？周りもあいつ最近気合入ってるなぁってぐらいで誰も病気だと気づかないくらいの軽躁まであるの。

この一見なんの問題もない軽躁が意外と厄介だったりするんだよね〜

なんてたって、病識がないことが問題なの。

だって本人は調子いいんだもん。やる気出た時に頑張りたいし、いろいろ思いつく時は全部叶えたいじゃん！

でもね、気分の波が大きくなる病気なの。いい時があればやがて悪い時が来る。いい時に張り切り過ぎちゃうと疲れが出たり、ちょっと頑張れてたり無理できちゃう自分の事を好きになり過ぎちゃうと、落ち込んだ時の何も出来ない自分のことが嫌いになっちゃうの。

双極性障害はね、気分の波を繰り返す病気だから、治療の基本方針はこの波の幅を小さくする事！

だから、調子いい時に頑張り過ぎないようにする事が大事なんだけど、この事を本当の意味でちゃんと理解するのに16年もかかっちゃったよ〜。

だから、私が経験した事が、あなたやあなたの周りの人、あなたが将来出会うかもしれない大切な人のためなったらいいなぁ・・・。

日本では、双極性障害の人は0.7%くらいなんだって。1000人に7人、140人に1人。あなたも無関係じゃないかも！？