第4部のあとがき
第4部のあとがきとして
第4部の終盤は、挑戦というか、逃げというか、そういう形になってしまいました。
悲劇を描きたくない、という気持ちもありましたが、
願望としては、作中の様々なキャラクターが、生きてるかも死んでるかもわからない、ということで、読んだ方々がやきもき(???)してくれれば、ありがたいです。
それが戦争のリアルかな、という作者の思い込みにもよります。すれ違った人、肩を並べた人が、もうどうなったか分からなくて、全てが終わっても消息もまったくわからない、みたいな。
まぁ、戦争じゃなくても、よく考えてみれば、田舎なんて、高校を卒業するとクラスメイトがみんなバラバラの進路で、地元を離れたりして、もう会うこともなく、どこでどんな生活をしてるのかもわからない、みたいな、まさに爆発してバラバラになる、という奴です。
つまりこれは、SL第1話とは真逆な発想です。SL第1話は、オールスターでしたが、この第四部ではみんなが集まることはなくて、みんながどこかに消えてしまう。
そんな中でSS第30話のように、新しい世代もいる、新しい世界を生きる人がいる、というのが、僕の妄想した、救いです。
SS第30話は、個人的に好きなエピソードです。
これに続く第5部は、また別の挑戦として、人間と人工知能の協力、共闘が成立するのか、それとも成立しないのか、
そして人工知能同士の戦い、駆け引き、などが描かれてます。
人間は人間で、新しい挑戦、新しく生きる道を探します。
クライマックスである次のお話も、よろしくお願いします。
ここまでついてきてくれた読者の方々に感謝します。第5部も引き続き、よろしくお願いします。
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