短詩10本③ 寝癖のついたハト

寝癖のついたハト銅像みたいに立っている


スーパーマンは隕石を持ち上げぼくは地球を持ち上げた


3層目のロールケーキを大事に食べる君 4層目を僕にくれた


君が部屋に入ってきて僕は目を伏せた 僕に塗りつぶされることのない君の声を待っている


目の前で子どもが転び僕はころころ笑った 子どももころころ笑った


謙遜する君の魅力を語る しんしんと 滔々と 訥々と 轟々と 


4本の傘を差し僕は雨やどりの樹になろう


咲いた花摘んでもう一度挿した

挿した花咲いたもう一度摘んだ


白いセーター脱ぐおぼつかさなさいつまでも君の中にある


時計が針を鳴らさなくなる 静けさの2人の中で

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