第四百三十七話 バレンタイン その六 ♡


 数分後。何とか発電機を修理し終えた。

 

「さあ降るわよ降るわよ!」

 

 最初の雷撃は……。

 

「イエイ!」

 

 大型スーパーに降り注ぐ。

 チョコを買える店を一つ潰す事に成功。

 

「改めて思うけど大丈夫?」

「実はここの映画館とか……十二月の時に何度か破壊してるのよね」

 

 もう直ってるみたいだけど。

 

「なんかごめん。あんな事言って何だけど罪悪感感じてきたからやめたいんだけど……。人殺すのも、なんか勇気いるし……血の気が段々引いてきて寒いわ……帰らせて」

「ダメよ」

 

 そんな甘い事が許されるわけないじゃない。

 ここに参加した以上、途中でチキって逃げようなんて許さないわよ。

 

「あ……悪魔ね……」

 

 最近までうちの貧乳も悪魔みたいだった気もするけど、私に勝てる悪魔なんていないわ。

 

「ほら、スーパーからリア充が逃げてくわ……」

 

 ふふふ……あはは……あはははははははははははははははッ!!

 

「ホントに……似てるわね……」

 

 この章の主人公はサイコパスしかいないのかも知れない。By作者

 

「アンタのせいでしょ作者」

 

 バレたか。By作者

 

「バレるわよ」

 

※※※(藍田視点)

 

「ついてこないでください」

 

 ……。

 

「ついてこないでください」

 

 俺は……何でこんな事になってるのだろうか。

 

「何で……女子高生から猛烈に嫌われているのだろうか」

 

 俺は顔も性格も金も持ってて、誰かが病気になればすぐ治せるのに。

 

 あ、ちょっと俺今の文書いててキレたから殺して良い? By作者

 

「嫉妬乙」

 

 お前をまたあの世界に戻すぞ。By作者

 

「やめろ無実の罪を背負いたくない」

 

 無実じゃないんだよな……残念ながら。By作者

 

「今は彼女いない分、美咲の巨乳をしっかり脳裏に焼きつけねば」

 

 マジかよその脳内映像俺にくれよ。By作者

 

「作者分かってんな」

 

 ああ……美咲は見た目だけなら十分オカズに値する女だしな。By作者

 

「爆弾魔だけど見た目とスタイルは良いもんな」

 

 江代には負けるけど。By作者

 

「あいつ彼氏いるだろ」

 

 ……クソぅ。なんでそんな事しちまったんだ。By作者

 

「後悔するのが三章くらい遅い。彼氏治したの俺だけど」

 

 死なせればよかった。By作者

 

「俺も医者だけど同感だわ」

 

 それしてみ? 母さんに殺されるだけよ。By淀子

 

「……畜生」

 

 クソが。By作者

 

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