第13話 ジョナサンとモナリザ①

 この極秘プロジェクトの本当の意味を知っているのは、ジョナサンと「ボス」と呼ばれるモナリザの上司だけだった。

 このプロジェクトの本当の意味は、モナリザを殺人兵器として育て、ある人物を護るための駒として使うことだった。もちろんモナリザが殺人兵器にならないことを望んではいたが・・・


 彼らがモナリザに望んだ任務とは、その演技力とずば抜けた容姿で、女装をして女性よりも美しい女になりきり、ある人物の姉として一緒に暮らし、その人物を敵から護るという任務だった。そしてジョナサンは、モナリザの婚約者として、二人を護ることになっていた。



 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る