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 テストが来週来週にまで迫ってきてしまっていてそろそろ焦りのモードに入りつつある。

 一時間目の古典では古典でありながらも現代文で使う漢字の本から百問のテストをするという授業だった。四字熟語とか慣用句とかそういうところを聞かれていて実際のところ全然できなくてヤバイなと思った。

 二時間目の日本史の授業中にシャーペンの先に芯が詰まって取れなくなってしまった。これは前にもあったのだけども下から芯を当てて入れようとしてもその中に詰まったものが動いてくれなくて取れないのである。自分でもそれはどうすれば良いのか、全然わからなくて自分の中では色々試行錯誤してみたもののどうにも動かないようなので多分もう壊れてしまったのかもしれない。

 四時間目の保健では中高年の話、老後の話でそれを考えるとそこまでの間に陽向と、とか思ってしまってまずそれを考える前提事項として陽向の存在があるのである。今のところは陽向がいてここからの人生は成り立つものであってそれ以外の解は存在していない。そのためにも今出来ることを自分のためにも陽向のためにもしていかなくてはならないだろう。

 五時間目のコミュ英では最初の方は授業だけどもあとは自習であると思って授業に臨んでいた。しかし、本当に最初の十分程度は授業だったが、ラスト三十分はALTの授業でこの授業ほど何を言っているのか分からなくて、やる気をクラスの全体としてなくす唯一と言っても過言ではない授業はない。しかもテスト前の授業に来てまでする授業でないのである。ただ、今回はグループワークがあった授業だったのでいつもよりはやりやすい授業だったと思う。

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