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 今日は十月に台風の影響で延期された東工大のバイオコンが行われた。バイオコンは実験とキット、というに段階の構成でキットに重きがあることは知っていた。

 さて本番、PowerPointでの発表の僕の担当のところは寸劇のみで演技力がないと散々批判された中での本番で僕なりに緊張しててこんなに緊張したことあるかな、何て思っていた。発表の持ち時間をややオーバーしてしまったのはあるのだがまあ何とか問題なくできたかなというのが印象だった。

 また他の学校の発表は実験を何もせずに既存の事実だけでキットをメインで作るという感じなところもあって果たしてそれで、と思ったのはあった。でもこのコンテストの主題はあくまでも実験ではなくキットであるため実験の有無は問題ないと言えば問題ない。

 今回は大学生と合同だったので高校生にはできないような実験をしていて我々が新たな発見をしたということもあった。

 お試しタイム、いわゆるキットは他のところと比べると対して目立たず、キットの重きが大きいのでその点からして評価として悪かったのかもしれない。

 結果発表の表彰圏内に我々のところは入れず、ここがと思ってしまうようなところが優勝と腑に落ちないところが多々存在した。我々が目指しているところとこのコンテストが目指しているところが違うという結論に至った。

 これは後々に考えた上でのことなのだが時間のオーバーが意外と影響しているのかもしれないということである。一分毎のマイナスなので一秒オーバーと一分オーバーは等しくなる。そう考えるとその可能性もありうる。

 このあとは個人研究に力を入れて発表会に向けて頑張って行かねばならない。

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