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 昨日の夜くらいに陽向と話していた内容なのだがここ最近のクラスの状況と雰囲気で正直なところ学校に行く気が失われているというのは事実でそのようなことを漏らした。ここから先はその話を簡単にまとめたものである。

 鬨俵トキワラ高校の人たちはもう少し賢く生きているものだと認識していたのと落ち着いている人たちばかりだと思っていた。しかしながら今の状況としては小学生が習得するような人の気持ちを考えるということが大きく欠如しておりその人の気持ちを考えられないということが今の状況を生み出していると考えられる。それに加えて中学の時にはそこまで考えていなかったようなことを高校に入ってから考えさせられて人に気を遣うような感じになっているということもある。それとクラスの中で授業中とかそういったタイミングでネタというのかそういうものを言って笑っているのだが正直そのどこが面白いのかすら分からなくてそれに対して馬鹿だなと思っているというのもある。元々笑いが深いとは思っていたがにしても笑えないというのはクラスの雰囲気などの関係も少なからずあるのである。

 そんなこんな話をしていってクラスのことについて考えていたのは僕だけではないんだなと実感させられた。陽向がこんなにも考えていたのなんて思ってもいなかった。ただ、同じような気持ちを持つ者を身近に持てるということは今後の生活を考えると良いのかもしれない。

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