186
今日は音楽のテストがあった。前々から分かってはいたのだが結局家で何かをするわけでもなく今日という日を迎えてしまった。
一時間目の音楽では篠笛のテストと日本古来からの楽器などを使ったお囃子バージョンの演奏と二つである。二週間ぶりということもあり音などでる気配もなく、指使いもやった気がしてできないとあったことが起こった。先生側もそういったところへの配慮はあって練習時間を多めに設けてくれた。元々提出してある紙を元にくじのように引いて順番を決めたのだが僕たちの班は三番目となった。それぞれを聞いていて僕たちの班の危機的さを痛感した。ギリギリ僕たちの班まで回ってきて僕の篠笛は音が一切出ず、完全に掠れた音としか言いようがなかった。今日既に終わったことを前向きに捉えるしかない。
三時間目の体育では雨天のため最初の時のように体育館での二十分間走が行われた。最初の時は十五分間走だったので少し多くなっていることは事実である。自分のペースでと思って走った。今日が持久走最後であるためやりきったという感じを走り終えて思った。記録は37と3/4周である。
五時間目の古典では伊勢物語の筒井筒をやったのだが前回までのところでは幼馴染と話をして結婚といったところまでやったのだが今日はもっと大人になった時の話で完全に訳せていないので完全なる解釈ではないのだが片方が浮気をしたとかなんだで、という話のようだ。幼い頃の熱はどこにいってしまったのだ、そんな簡単に冷めてしまうのか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます