　今日の午後は講演会のようなものをするという影響で授業はなく今日一日の授業は少なく感じられた。

　一時間目の古典では狩衣セミナーが行われた。狩衣とは平安時代の貴族たちが着ていた衣服の一つで最もラフな服装である。平安時代という昔を知る上ではとても有意義な時間となった。時代劇などでそういった服装を見たことがあってどんどんそれっぽく近づいていくのが楽しかったのだが、それはそういう風になっているんだ、とか平安時代の貴族ってこんな感じなのか、とか今まで知らなかったような知り得なかった情報を感じることができた。

　二時間目の化学基礎ではCOD（Chemical Oxygen Demand）という化学的酸素要求量が扱われた。CODはその名前の通り化学的に酸素の量を調べることで試料水の水質を判断するというものである。酸素の量を考えて水質を考えるものにはBODという生物的酸素要求量もある。CODの方は試料水中の有機物から酸素の量を量るのである。方法としては酸化還元滴定を用いる。手順はそこまでを簡単なものではないがそれでもその手順で分かるとなると画期的だと思う。

　三時間目の数学では一昨日に行った小テストが返ってきた。満点は135点で先生の今入っている情報の中では学年で唯一クラス平均が100点を越えているらしい。さて僕の点数なのだがいつもではあるのだが皆が返されるのを見終えてから受け取り90という数字を目にした。これが良い点数なのかはコメントできないが少なくとも平均よりも下であることは明確であり勉強をしていないなと点数だけで分かってしまうような気がした。つまり冬休み明けの課題テストに向けて今からでも少しずつの勉強を要するということだ。

　午後、四時間目に当たるところで携帯電話教室が行われ小中学校でも見てきたような内容を再び行いつまらないとは言わないが少し飽き飽きしていたのは事実である。

　十分の休憩を挟んで五時間目相当のところで薬物乱用防止教室が行われ、規制する法律の名前として大麻及び向精神薬取締法、覚醒剤取締法、麻薬取締法とそういったものが並んでいるなかで毒物及び劇物取締法が一緒にあった。何故彼がそこにいるのかよく分からなかったのだが話を聞いていくなかで有機溶剤のシンナーを規制する法律として名前が上がっていたことが分かった。

　午後の二つの講演を通して自分自身が対策や変えていくことは変えていくということが重要になってくると感じた。