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 今日は久しぶりの70分授業で何か70分という時間に安心感を覚えたのを感じた。それは何か物足りなかったように自然と感じていたという表れだと思う。

 二時間目の古典では否定の句形についてやっていて何回かやった中で今日が最後になった。否定の句形は何回かに分けたという時点で分かるとは思うが、数が多いのである。しかも二文字使っているのを反対にすると意味が変わってくるなど紛らわしいこともある。これが否定の句形の難しさであると僕は思う。もちろん、要復習である。

 昼休みに教わっている物理の先生に話をして電圧計と電流計を借りようと試みた。話をして見ると一発で貸してくれた。新人の先生だったので時間がかかるかと思って昼休みに話をしたのだが思ったよりも早くてビックリした。それの要因と考えられる一つの情報として物理室の火災責任者がその先生だったのである。

 四時間目の倫理は日本人ってどんな人ということをグーループワークした。流れとしては個人それぞれが考えて意見を出してそれをまとめて班としての意見を決めるといった感じだったのだが、クラス全体的に見て謙虚とか真面目とか周りに合わせるとかそういった意見が出た。誤解を恐れずに言うと海外の人に聞くと出てくるような答え、という感じだった。

 五時間目の数学では図形をやっているのだが、元々図形があまり得意ではないので自分の中でも相当闘いながら解いている。出来る限り自力で解けるように色々思考を巡らせているのだが、丸付けまでのタイミングに出来なくて解くスピードというのもテストなどで重要になってくるので簡単な問題から練習を重ねるべきと思う。

 放課後の部活では昼休みに借りた電圧計と電流計を使って予備実験を開始した。昨日の時点で同じモル濃度の酢酸と塩酸を用意していたのだが、酢酸からやろうということで銅板と亜鉛板を電極として繋いで始めた。しかし電圧は動いていることが確認できなくて、電流の方は0.8mAくらいといったところまでは触れた。電気が流れていないとは言わないが本当に微量過ぎて何とも言えなかった。一時間程度そのままにしておいたのだが電流が変化することはなく、しばらくの間保つことは可能なのではないかと思った。塩酸の方でもほぼ示す値が変わらなかった場合は電極を変える可能性があるが、そうではない場合流れる電気を増やすために溶液の量を増やすまたはモル濃度を増やすといった措置を検討している。ただ現時点で言えることは銅と亜鉛の標準電極電位の差ではもう少し多いはずだということだ。

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