第15話 騎士団長再起編
触手「今回の動画も好評でした! 予算があまり無いので悪いですが今回は家飲みですよ! 料理は私が! 独身時代はいろいろやってたんですよ」ニョロニョロ
騎士団長「触手が料理してるとこ初めて見た…」
触手「おっと忘れていた唐揚げにはタルタルソースですよね」ブチュチュチュ
騎士団長「そうだよね! タルタルソースたっぷりじゃないと! うちの部下みんなダメだって怒るんだよ美味しいのに!」
△ △ △
女騎士「犬とかネコとか入ってくるんですよ」
女エルフ「雨風普通に入ってきて濡れるんですよね。作った人なにを考えてたんでしょうか」
ドワーフ「階段が急で老人に厳しい」
騎士2「」
女騎士「帰りが必ず混むんですよ。駅とかもう人がウジャウジャで」
女エルフ「よく車渋滞してますよね」
ドワーフ「外野席が床で、おまけに傾斜入ってるから飲み物置くとこぼれるのな。あれ欠陥工事じゃろ」
騎士2「ああああ!!」
騎士2「ああああああ!!! 西武は最強! 西武ライ○ンズは最強球団!!」ブンブン
女騎士「発狂してる……」
△ △ △
騎士団長「だからー年下の部下がいつも私の胸チラチラ見てくるのー。あれ多分童貞。私のこと好きだと思うんだけど恥ずかしがってかわいいなぁって」ヒック
触手「あー青春ですねぇ妻との出会いを思い出すなあ」ニョロー
騎士団長「二人っきりだといつ押し倒されるかドキドキすることがある」ヒック
騎士「なんかわからないが無性に腹が立ってきたぞ……なんでだ?」
△ △ △
ピンポーン
触手「あ、アマゾンで頼んだ八丈島干物セットかな?」ニョロー
騎士団長「じゃあ私でるね!」タタッ
騎士団長「シマアジ干物ー!」ガチャ
騎士「ドーモ、騎士団長=サン。騎士団長スレイヤーです」
騎士団長「アイエエエエエエ!?」
騎士「めぼしい所をしらみつぶしに当たったらやっと見つけたぜ! さあ群馬が来てるんだ帰るぞ団長!」
騎士団長「ヤダヤダ!! 私は触手さんとユーチューバーで食っていくんだい!」ブンブン
騎士「こいつしばらくみないうちに一段とIQが下がってるな……?」
触手「あらー、お客さんですかー?」ニョロー
△ △ △
触手「……というわけで団長さんは私の動画作成に協力してもらわないといけないのです。お持ち帰りは勘弁してください」
騎士「イヤイヤイヤいい年して変な夢追いかけないで早く嫁さんに土下座して戻って貰えってまだ会社辞めてないんだから
団長、あんたも三十路いってるのになにアホなことを」
騎士団長「私まだ29才ィ!」
触手「じょ、女性の年齢をそんなに指摘してはいけませんよ……」ニョロニョロ
騎士「そもそも再生数延びてるって、コメント見ろよ『ひぎぃ!しないんですか?』『産卵するの?』とかこんなんばっかだぞ?」
触手「でもこれを足がかりに見てくれている人が増えれば……」
騎士「あんたも男なら経験あるだろ?これ深夜番組のあるあるだぞ」
騎士「なんかエ口そうな深夜番組で期待して最後まで見たけど結局エ口いシーン無くてがっかりするアレだよ!こいつら期待してるのそれだけだぞ!
団長の巨乳しか見てねーよ!エ口くなるの期待してるだけだっての!」
触手「ああああ……」ニョロー
触手「ちいさんぽやぶらり途中下車みたいな路線に落ち着ければと思ってたのにぃ…」ニョロニョロ
騎士「どうりでナレーションやたらぶらり途中下車意識してたわけだぜ……」
騎士団長「諦めないで触手さん! こないだ読んだマンガでも『自分を信じて努力すれば、夢は必ず叶う!』っていいセリフあったんだよ!」
騎士「おまえそれよりにもよって一番最悪のセリフじゃねぇか……ほれ早く帰るぞ」
騎士団長「イヤだ! 大体群馬と戦ってますっていってもネタと思われるんだもん!誰だよ2ちゃんに書いたの!私何度埼玉を群馬から救ってると思ってるの!?」
騎士「しょーがねーだろ知名度低いんだから!」
騎士団長「私の功績を称えてアニメくらいやってもいいのに! シャフト製作で!」
騎士「頭に乗るなよ貴様」
騎士団長「OPはバンプで! あと私の声は坂○真綾で!」
騎士「身の程を知れよ…お前に○綾とか無駄使いってレベルじゃねぇぞ……」
触手「あのーとにかくあと一つ動画作ろうと思うので団長さんにはやはり協力を…」
騎士「大体暇な時に職場のパソコンでアダルトグッズのサイト見てんじゃねーよ!履歴に乗ってんだぞ! 処女じゃねーのかお前は!」
騎士団長「試しに見てただけだよ! お、お前だって職場の帰りに快楽天とかエ口漫画雑誌買ってるの目撃されてんだぞ!」
触手「私の家で醜い争いは止めてくださぁい……醜すぎる……」
触手「と、とにかく団長さんを今持って行かれるのは」ニョロー
騎士「えーと…じゃあ山賊チャンネルに出てた女騎士知ってるか?」
触手「あ、知ってます人気ありましたよね」
騎士「アイツ今こっちにいるから、そのヨゴレ芸人の代わりにそっちに貸すよ」
触手「どうぞ団長さんをお持ち帰り下さい」ドゲザー
騎士団長「」
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