第7話 保護決定
ある日、仕事を終えて家に帰ると、役所からの手紙が届いていた。封筒を開けると、【保護決定通知書】と書かれた薄っぺらい紙切れが入っていた。要するに、審査に通ったということのようだ。家賃が金貨1枚、生活費が金貨3枚出る、と。
……この家、金貨2枚で借りてるんだけど、残りの金貨2枚で生活しろってことかな? 明日役所に行ってみるしかないかな。なんてことを考えながら、今日も魔力草たっぷりのスープを飲んでおやすみなさい。
バカ高いはずの魔力草をどっさり貰えるおかげで、最近はあまり貧血が出なくなってきた気がする。敵との戦闘中に突然倒れることもなければ、帰り道でふらつくこともあまりない、気がする。気のせいかもしれないけれど。
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