3冊目☆☆☆ M.C.ビートン著「メイフェアのおかしな後見人 あるいは侯爵の結婚騒動」
勝手にレーティング:R15
トラウマ持ちの放蕩者と噂される(実際過去から現在に至るまで何人も愛人がいる)ヒーローと純真無垢な美人だけど自分の結婚は考えておらず被後見人の双子のために頑張っているヒロインのお話。
純真無垢で優しいヒロインは大変良いです。好きです。話が進むにつれて世の中を知ってしまって無垢さがなくなってしまうのはちょっと残念ですが、それもやむなし。このお話は当て馬っぽい男性が出てきて、しかもとても良いひとなので、途中まではそっちの男性を応援してしまいました。
丁寧に色々な出来事が起こる中でヒーローがヒロインに惹かれていく様子が描かれているのでお話自体はとても面白いです。ただ、それらしい会話もなく触れるどころか接近してもいないのにお互いに肉欲的な妄想をするのが唐突すぎて「お、おう?」ってなりました(笑)
でもあの時代の上流階級の男女は妄想力が逞しくないとそもそも恋愛するのは難しいのかな。時代背景を考えると現代とは全く違う価値観とかその他諸々だろうし細かいことは気にしちゃダメですね!
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