第9話

起立したまま、全身が震えてるアキラ。隣の席の女子が気がついて、保険委員の、その後ろの女子が『おのれいまあきらは今、動悸が激しいです』保健室に連れて行く許可を『ください』と英語でネィティブティーチャーに訴えた。『了解です。よろしくね』とネィティブティーチャーは保健委員にアキラの事を任せた。

ばくばく激しい動悸に、ふらふらなアキラの腕を自分の肩に回して立ち上がる。そして二人で教室をぬけた。廊下を進む。

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