第8話

ネィティブティーチャーの発音ひとつひとつに心臓が動悸を覚えるアキラ。清音の日本語でも湿り具合が激しい相手の声は暴力を受けた並みに辛いのに、破裂音だらけの英語は、その比ではない。ガクガクぶるぶる震えながら授業の終わりを待つアキラ。でもそう上手く問屋はおろさない。ネィティブティーチャーが?と想い『おのれいま』今の所、訳してと言った。

「おのれいま」までは聞けた。後は何を言っているのかさえわからないアキラ。

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