4月10日(土) 広島市中区中町にあるベトナム料理店「アオババ 広島店」でランチする。

広島市中区中町にあるベトナム料理店「アオババ 広島店」でランチする。


昨夜、男女の体の違いとデトックスについて話をしていたら、寝ついてすぐに吐き気がした。食べ過ぎだとは思っていたが、さすがに胃腸は拗ねてしまい、たぷんたぷんしていた腹の中身を外へ戻すことになった。その色について叙述すれば気持ち悪くなるが、赤い色は目についた。それは一瞬内蔵の出血を疑わせたが、すぐに夜に飲んだコケモモ色のワインだと思った。体は正直で、これぞデトックスだ。


そんなわけで今日から食事を見直すことにした。それがいつまで続くかは問題でなく、継続もリバウンドも気にしないランチ選びとなったので、やけにブンチャーが食べたくなった。


「アオババ 広島店」へ向かう途中に、メキシカン、蕎麦、洋食、鮭専門店、天麩羅などに目移りしたが、待つことなく入れたのでブンチャーゾーを注文した。揚げ春巻きは油物でも、胃腸に負担をかける前に中身を吐き出したので、腹の調子そのものは悪くない。


忙しく働くこの店はいつ来ても良い店だ。前回来た時はビーフンのおかわりを知らずにいたので、今日はそれを頼もうと思っていたら、やたらビーフンの量が多く感じる。以前よりも増えていないだろうか。


箸ではほぐしにくいのでフォークも使ってちぎるように取り、おだやかな魚醤の香りと甘みたっぷりのつゆにつけて食べる。白く爽やかな麺は食べごたえがあり、つゆをつけなくてもおいしく食べられるほど綺麗な米粉の味がする。揚げ春巻きは芋らしき食感の具が入っていて、ジャガイモか、それともサツマイモかわからないが、なんとなくリョクトウのような気がした。サモサのような位置づけの食べ物でも、小さくカットされているので重たくない。


ビーフンはやはり多かったのでおかわりせず、ココナッツミルクとリョクトウのとても美味しいチェーを口にして食事は終了する。男女の寿命の差は月による血の排出に関係すると聞いたが、人の健康は食事が左右すると耳にしたこともある。このままならおそらく早死にするだろうなと、昨晩の便所を思い出し、あまり無理して食べず、体ではなく、頭を使って食べていこうと思うばかりだ。

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